最新の研究結果から判明 恐竜は尻尾を振って走っていた

古生物学は、今では絶滅してしまった生物が対象となっていることもあり、その研究は日進月歩だ。そのため、これまでの定説が覆されることも少なくない。

今回、新しい研究によって恐竜は実際に尻尾を振って移動していたらしいことが明らかになった。

どんなに凶暴な恐竜であっても、走ったり歩いたりするときには尻尾を前後に振っていたのかもしれないというのだ。

ほとんどの恐竜は、現在地球上に生息する生物とはまったく異なる長い尾を持っていたため、動物の尾の仕組みと比較することは困難だった。そこで研究者は恐竜のしっぽがどのような役割を果たしていたのか、どのように動いていたのかをコンピュータ・シミュレーションで分析してみた。




その結果、恐竜のしっぽは、歩いているときは前後に揺れ、走っているときは「ゆらゆら」と動くことが判明したという。

今回の研究では、小型の獣脚類であるコエロフィシス・バウリでシミュレーションが行われた。

古生物学者のピーター・ビショップ氏は「今回の研究結果から、ティラノサウルスやヴェロキラプトルのような恐竜は、走るときに尾を左右に振ってバランスをとっていたことがわかりました。尻尾を重くしたり、軽くしたり、あるいは尻尾を全く付けないなど、様々なシミュレーションを行いました。その結果、恐竜にとって尻尾を振ることは歩行中の角運動量を制御する手段であることを決定的に証明することができました」と解説している。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Jerzy Górecki / PIXABAY

 

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