9月7日、人気テレビアニメ『ルパン三世』の人気キャラクター・次元大介のキャストが今年10月に放送される「PART6」から交代となることが発表された。

次元大介は『ルパン三世』1971年放送のテレビアニメ第1作から、声優の小林清志が担当。以来、50年に渡り次元大介を演じてきたが、この10月からは声優の大塚明夫に正式にバトンタッチとなる。

小林は現在88歳。米寿になるまでテレビアニメのレギュラーを担当してきた声優はほかに例がなく、ネット上では声優・小林に「お疲れさま」といった労いの言葉と共にその功績を賞賛する声が今も相次いでいる。




一方、「次元交代」が報じられた9月7日という日付について、奇妙なシンクロニシティがあったと話題になっていた。

9月7日、ジャン=リュック・ゴダール監督の『勝手にしやがれ』などの主演で知られるフランスを代表する俳優・ジャン=ポール・ベルモンドが亡くなった事が世界に報じられた。

ベルモンドはフランスをはじめ、世界中でアクション俳優としても有名で、その身のこなしは日本でも話題になり、実はルパン三世のモデルなのでは?と噂されているほどである。




またルパンのモデルといわれながら、同時にベルモンドはルパン三世の初代声優だった山田康雄が長年に渡り吹き替えを担当していた。

そのため、「ベルモンドの山田康雄さんと長年タッグを組んでいた、小林さんがこの日に優待発表するのは縁を感じる」「昭和のハードボイルドが一気に消えた気がする」といった声が相次いだ。

天国の山田さんが導いた縁…という訳ではないが、オールド映画ファンにはなんとも寂しい日になったようだ。

(江戸前ライダー 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

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