太古のクジラは4本足で陸上を歩いていた!その化石を発見

広い海に生息する、世界で一番大きいほ乳類、クジラ。クジラ類は足の骨の名残があることから、かつては陸上に生息していたが、天敵から逃れるためなどで海へ進出していくようになり、水中での生活に適応した体を持つに至ったとされている。

そんな初期のクジラ、まだ陸生で水辺での生活に適応してきた頃のクジラの化石がエジプトで発見された。

「フィオミケトゥス・アヌビス(Phiomicetus anubis)」と名付けられた「陸生クジラ」は体長3メートル、体重600キロ。大きな鼻と強力な顎で獲物を捕らえ、4本の足で泳ぎ、水から上がって陸地を歩くことができた。




このクジラは約4300万年前に現在のエジプトの西砂漠に生息していたとされており、最も古い半水棲のクジラの化石とみられている。なお、史上初のクジラは約5000万年前にアジアで進化したと考えられており、この種は約1000万年前に陸棲の鹿のような動物から進化したとみられている。

今回発見された化石は、ファユーム窪地と呼ばれる砂漠地帯で発見された。

研究代表者のAbdullah Gohar氏は、「フィオミケトゥス・アヌビスは重要な新種のクジラであり、エジプトやアフリカの古生物学にとって重要な発見である」と述べている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©ウィキペディアより引用 CC BY-SA 4.0

 

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