魔女がアフガニスタンを救うため、ネットで「タリバンを呪いで壊滅」作戦強行

中東のアフガニスタンは現在、米軍撤退をきっかけにタリバン政権が樹立、ISによるテロ活動が起きるなど、政情不安定な状況に陥っている。

そんな中、ネット上で「魔女」を自称する有志たちがタリバン軍に呪いをかけ、アフガニスタンの危機を魔法で解決しようと企んでいるという。

先週、海外の投稿サイトRedditの、現在25万人以上のメンバーを抱えるフォーラム「r/witchcraft」に「集められるだけの力を彼ら(タリバン軍)に向けて働かせたい」という呼びかけが投稿された。

このフォーラムは魔女を自称する人や 魔術を実践する人たちが「知識を共有しリソースを投稿、議論を行い、ウィッチクラフトの発展を促進する」フォーラムだ。2010年に作られたこのフォーラムの説明には「魔術を実践している人も、学びたい人も、誰でも歓迎します」と書かれている。

前述の呼び掛けに応じる魔女や魔術師は多く、世界中からこのプロジェクトに協力したいという声があがっている。




例えば「アラブの魔女」を自称する一人は「私は何も知りませんが、力になりたいです。私が持っているのは、今学んでいる魔法と、私が作ることのできる祈りだけです」と書き込んでいる。また、経験豊富な人たちは新米の魔女たちにアドバイスをしたり、インターネットで簡単に手に入る呪文を唱えるためのリンクを貼ったりしていた。

しかし、誰もが正面から「タリバンに呪いをかける」ことを良しとしているわけではない。タリバンは確かに魔法の聖戦の相手にふさわしいが、「彼らは自身の信仰が強く、日常的に呪いを払いのけたり、弱めたりする手段を取っている」と警告する人もいる。

また、「呪いをかけたとしても、跳ね返されてあなたのエネルギーを奪うだけです」と、人を呪わば穴二つの言葉が似合う忠告をする人もいた。

魔女や魔術師を名乗る人々がオンラインでの大規模な呪いをかけることは過去にも何度かあったが、その結果については疑問符がついている。また、この大規模な呪いのせいで世界的な新型コロナのパンデミックが起きたと主張する人もいるほどだ。

なお、この「タリバン軍への呪術戦」の誘いは最終的にフォーラムのモデレーターが投稿をロックしたために中止となった。この投稿がツイッター上で広まり、フォーラムを嘲笑する人たちが殺到した結果、フォーラムが荒らされたことによるものだそう。

アフガニスタンの情勢は予断を許さないが、軍事対立の前哨戦とも言うべき『呪術戦』は不発に終わったようだ。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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