【観覧注意】鈍間な草食動物ではなかった…ゾウガメが雛鳥を狩って食べた!

世界で初めて、草食性のカメが小さい鳥を狩って補食するという信じられない行動を映像に捉える事に成功した。

この映像はインド洋に浮かぶセーシェル諸島のフレゲート島にてサステナビリティ・マネージャーを務める自然保護活動家のアンナ・ゾラさんが7月に撮影したものだ。

動画には巣から落ちて丸太に留まっているアジサシのヒナを、体の大きなカメがゆっくりと追いかけている様子が映っている。最初はなんとか逃げていたアジサシのヒナは、やがて追いつめられてカメに食われてしまう。

動画の公開された部分には収録されていないが、その後カメは仕留めたヒナを食べる様子が確認されている。

Giant tortoise kills and eats baby bird




このカメは日本でも最大級のリクガメとして知られるアルダブラゾウガメ。このカメはこれまで植物を主食とし、獲物を追いかけて捕らえるのも遅いと考えられていた。しかし今回の映像で、ゾウガメがこれまで見たことのない行動を取った様子が記録されていたため、多くの科学者たちが驚いている。

ケンブリッジ大学ピーターハウス・カレッジの生物学部長ジャスティン・ガーラッハ博士は「普通のゾウガメの行動とはまったく違っていて、とても奇妙です。自分が見ているものが信じられませんでした。恐ろしくもあり、同時に驚きでもありました」と語る。

これまでにもゾウガメが死んだ動物の肉を漁っている様子は観察されていたそうだが、これまでは単に死体と遭遇したため食べていただけで、実際に狩りをしていたわけではないだろうと考えられていた。しかし、今回のセーシェルで観察された様子からはゾウガメが狩りに長けている様子がうかがえることから評価が見直されている。

ガーラッハ博士は、これが「単なる興味深い観察結果」なのか、それとも「進化的な意味を持つ新しいタイプの行動を身につけたカメの集団」が存在するのか、二つの可能性が考えられると述べている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Andreas Fiedler PIXABAY

 

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