
ザンビアにて牧師がイエス・キリストの復活を真似ようとしたが、死亡するという事件が発生した。
報道によると、ザンビアのチディザにあるシオン教会の牧師であるジェームズ・サカラ氏は、教会の支援金を集めるために「磔刑に処されてから3日後に復活した」というキリストの奇跡の再現に挑戦。
教会員3人が掘った墓に生き埋めにされる形で偉業を試みることにした。さすがに無謀な挑戦だと思う人も多く、イベントに出席した人々のほとんどは消極的だったそうだが、彼は手を後ろで縛られて新しく掘られた墓に横になり、上から土がかけられて本当に生き埋めになったという。
James Sakara, the pastor of a Zambian Christian church, was found dead after asking to be buried alive in the ground so he could come back to life in three days’ time, like Jesus. Read more: https://t.co/brKcFzd59W #EndAnglophoneCrisis #EndSARS #Zambia #CLR2021Day3 pic.twitter.com/1TGZN008He
— Titi Media News🇺🇸🇳🇬🇨🇲🇪🇺 (@titimedianews) August 22, 2021
しかし、彼の「復活」はパフォーマンスにしても安全対策が非常にお粗末だった。当然のことながら、教会員が3日後に戻って彼を掘り起こしたところ、彼は「復活」どころか命を落としていたことが判明した。
救命措置が行われたり、一部の参加者が彼を復活させようと祈ったそうだがその後、サカラ氏の死亡が確認された。
この儀式を手伝った3人の男性のうちの1人はその後当局の出頭要請に答えて勾留されているそうだが、残る2人はまだ見つかっておらず、現在警察によって捜索されているという。
奇跡はそう起きないから奇跡と呼ばれるのであって、死と隣り合わせでもあることを肝に銘じておく必要があるだろう。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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