北朝鮮の人々はUFOを知らない…脱北者が地球外生命体観を語った

UFOや宇宙人が存在するかどうか、という話題は世界各国で非常に人気のあるテーマだが、例外的に『ある国』では殆どの国民が興味がなかったり、UFO自体を全く知らなかったりするという。

その国というのは、北朝鮮だ。

この興味深い見解は、2014年に脱北したHyun-seung Lee氏が、ウェブサイト「NK News」の「Ask a North Korean」というシリーズの一環で語ったものである。サイト側の「北朝鮮の人々はUFOを信じているのか」という質問に対し、Lee氏は「北朝鮮ではUFOに関心を持つ人がほとんどいない」と説明、その理由についても注目すべき見解を述べている。

まず北朝鮮の国営テレビでは、UFOを題材にした外国の科学ドキュメンタリー番組が放映されることはあっても、UFOに関する書籍や映画を独自に入手することはできないという。また北朝鮮の学校では、そもそも宇宙のことをあまり教えていないという。

北朝鮮が大陸間弾道ミサイルや人工衛星を進めてきたことで多少は変わってきたものの、Lee氏は「北朝鮮のほとんどの人は宇宙や、宇宙のどこかに異星人が住んでいるかもしれないという可能性に、それほど興味を持っていない」と語る。




例えば海外に留学する機会を得た一部の住民はUFO現象を知っているかもしれないが、UFOという言葉は一般の北朝鮮人の語彙には含まれていないだろう、とLee氏は語る。もちろんこれは地球外生命体についても同様で、「北朝鮮での学生時代に地球外生命体の可能性について誰かと議論した記憶はない」とのことだ。

非科学的な話題だから公の場では禁止されているのかと思いきや、「北朝鮮の人たちがひそかに話していることさえない」とLee氏は強調する。

これはそもそも北朝鮮の国内でUFOや宇宙人に関する情報が少ないだけでなく、日々の厳しい生活の中では、こういった話に思考を巡らせられる程の暇がないという点が大きいようだ。

「ほとんどの北朝鮮人は朝から晩まで、政府に強制された強制労働の中で、どうやって市場で取引して生活費を稼ぐかに頭を悩ませています」とLee氏は述べている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©kalhh PIXABAY

 

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