心霊スポットで落下事故に遭った女性、事故を振り返り注意喚起
- 2021/8/18
- 妖怪・幽霊, 幽霊, 心霊スポット, 心霊写真
- バッファロー・セントラル・ターミナル

夏になり、心霊スポットに肝試しで訪れようと考える人も多いだろう。だが、心霊スポットで本当に気を付けるべきは幽霊ではなかったりする。建物が古いため、床板を踏み抜いたりして怪我をすることや、無断で土地に立ち入ったことで生じるトラブルなど様々だ。
先日、アトラスではアメリカの有名な心霊スポットにて超常現象の調査を行っていた人たちが、高所から落下して病院に運ばれたという事例について報告した。報道によると、現場はニューヨークにある心霊スポットとして有名なバッファロー・セントラル・ターミナル。このターミナルは1929年に建てられて1979年まで運営された後、廃墟となって以降は心霊スポットとして有名になった。
そして先日、このターミナルの廃墟に無断で侵入したゴーストハンターのグループのうち、参加者の女性が古い変電所の屋根から転落して怪我を負うという事態が発生した。
今回、心霊スポットで転落事故を起こしてしまったゴーストハンターの女性が地元メディアのインタビューに登場。自分の体験談を告白することで、他の人が同じような運命をたどるのを防ぐことができるのではないかとして、事件の一部始終について語った。
地元メディアの報道によると、転落事故を起こしたのはレイチェル・ミラーさん。彼女は落下したときの様子について、次のように語っている。
「変電所の屋根に足を降ろして、屋根が水平になっているか、自分の体重に耐えられるかどうかを確認していたら、気がついたら落ちていたんです」
ミラーさんは落下したときのことは全く覚えておらず、1.5メートル下の地面に落下した後に「目が覚めた」という記憶しかないという。彼女は肺に穴が開き、肋骨が4本と肩甲骨が折れていたが、幸いにも命に別上はなかった。
彼女らは廃墟とはいえ、個人の土地に不法侵入したとして罪に問われている。その点を踏まえつつ、彼女は「私はもう誰にも怪我をしてほしくありません。打ち所が悪かったり、怪我の度合いによってはその怪我を一生引きずることになるかもしれないからです」と語っている。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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