青銅器時代の「村の長老」、発掘現場で発見された

古代の遺跡からは当時の指導者階級にあたる人物の遺骨が発見されることがある。時にその遺骨はきちんと埋葬されており、当時の人々の文化や死生観を伺い知る事ができる。

先日、イギリスのケンブリッジシャーにて紀元前2500年から2000年頃の青銅器時代に亡くなったとみられる人物の遺骨が遺跡から発見された。

問題の遺骨はケンブリッジシャーのバーウェルにある遺跡の塚で発見されたものである。この遺跡には約50人ほどが住んでいたとされており、塚は住居跡に先んじて調査が行われていた。

発見された人物というのは比較的筋肉質で40代の男性であり、当時の「村の長老」のものである可能性が高いと報告された。

男性が埋葬された塚の上には材木柱が立てられており、「重要な人物がここに埋葬された」ことを示すものだという。




考古学者のルイーズ・モーン氏も「このような記念碑が立てられているということは、村の長老や何年もの間この土地で働いてきた村にとって重要な人物だったに違いない」との見解を示している。

この遺跡は300年以上の長きにわたって存在した、非常に繁栄した集落であったことが明らかになっている。青銅製の斧や頁岩のブレスレットの破片など、さまざまな遺物も発見されており、そこからも当時の豊かな生活が伺えるという。

考古学者らは今後も調査を行っていく予定とのことだ。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 Oxford Archaeology @oatweet / twitter

 

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