
コロンビアのある都市の市長が、幽霊が警備員を攻撃していると主張する動画を共有し、有権者たちに衝撃が広がっている。
問題の映像はホセ・マヌエル・リオス・モラレス市長が火曜日の夜にFacebookに投稿したもので 、政府のオフィスビルに設置された防犯カメラが捉えていたものだ。
映像ではある警備員が廊下を歩いていたところ、急に何者かによって激しく壁に叩きつけられたような様子が捉えられている。驚いた警備員は床に倒れてしまい、その後、同僚の2人がすぐに駆けつけると、その人影らしいものはゆっくりと現場からから離れていった。
モラレス市長は、この不気味な事件を知ってから、司教をはじめとする市内の宗教者に協力を仰ぎオフィスビルの隅々まで祝福してもらったことを説明。
「今日はこのビデオを皆さんと共有し、市長として信仰には負けない力があるという信念を持っていることを強調したいと思います」とコメントしている。そして、警備員に襲いかかった不吉な霊を追い払うため、市民やフォロワーの皆さんに祈りを捧げてもらうことを呼び掛けていた。
しかし、市長が想像していたほど有権者はこのビルに取り憑いている幽霊に関心がなかったようで、この事件全体を愚かなことであり、税金の無駄遣いだと批判するコメントが寄せられているという。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Jose Manuel Rios Morales. / facebook