
遥か昔から我々の身近な隣人として飼われてきた犬。皆さんの中にも愛犬を飼っている人は多いのではないだろうか。
最新の研究により、「犬は相手が真実を話しているかどうか」を見分けることができる事が明らかになった。
ウィーン大学の研究者が行った研究は、人間が「相手が真実を言っているかどうか」を判断するときに使う微妙な手がかりや指標を、犬も同様に把握することができるかどうか調べるという内容だった。
実験ではさまざまな種類の犬260匹が集め、「見知らぬ人間がおやつが隠された2つのボウルのうちの1つを選んで指す」という指示に従うようにしつけを行った。この指示に従えば、ちゃんとおやつを受け取ることができるというものだ。
そこまでしつけた上で、更におやつが別の器に移される様子を犬に観察させる。その後、おやつの場所を指摘した人が知らずにおやつの入っていない、間違ったボウルを指した場合、犬たちはどういう反応を見せるのか……。
大半の犬はおやつがそこにないことを認識しており、その指示に従うことを拒否したという。
ここからが興味深い点で、おやつを別の器に移した人間本人が、わざと間違ったボウルを指した場合も犬たちは指示に従わなかったという。
つまり、犬は自分に対して「ウソをつかれている」ことを知っていたことになる。
我々が思っているよりも犬は遥かに賢く、そう簡単には騙されないようだ。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部 犬物語)
画像 Zsolt Hubicska / PIXABAY
『虹の橋』伝説
伝説によると、私たちが愛した動物たちが現世に別れを告げると、最後の力を振りしぼって『虹の橋(レインボーブリッジ)』を渡ります。
この橋の向こう側には、仲間たちと走ったり、遊んだり、無邪気に楽しむことができる牧草地や丘など、全ての生き物が心地よく過ごせる広大な土地がそこにあり・・・そして、豊富な食べ物、水、太陽の光があると言われています。
さらに伝説によると、生前に病気、事故、または重篤なケガで苦しい思いをした動物たちは完全に回復し、喜びにあふれているそうです。ただし時々、飼い主のことを思い出して感傷的になることもありますが、私たちが愛した動物たちはとても幸せな来世を過ごしています。
そして、いつか私たちが虹の橋を渡るその日が来るとき、かつて愛した動物たちはそこで私たちに会ったとたん、喜びの声をあげてキスの嵐を浴びせ、その後は二度と離れることはないでしょう・・・