
早々に国民の大半がワクチンを接種したイギリスでは、国内旅行が活発になっているという。そのためか、観光客が戻りつつあるスコットランドのネス湖ではネッシーの目撃例が増えている。
7月19日、イギリスのチェスター在住の親子がフォート・オーガスタスを見下ろす山をハイキングしていたところ、ネス湖の湖面がゆらぎ「奇妙な生物が動いている」様子を目の当たりにしたという。
しかし、奇妙な生物といっても湖に住む魚などの生物やボート等の誤認の可能性も考えられる。だが親子によると、目撃の約20分前に「奇妙な生物」が目撃された地点の近くを航行するクルーズボートも見ていたが、奇妙な生物が現れたときにはその場所には他には目立つものは何もなかったという。
残念ながら、親子はこの奇妙な光景を写真にも映像にも収めることができなかったそうだが、彼らの目撃報告はネス湖の怪獣公式目撃情報に登録されるほどの信憑性を持っていたようで、見事2021年で8回目の公式目撃記録に認定された。
ネス湖で実際に目撃されたのは6月2日の目撃情報に続いてこれで2件目。ネス湖周辺は景勝地として有名だったので、夏期休暇に合わせて今後も目撃証言が増えてくるのかもしれない。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Urquhart Castle in Loch Ness / Shadowgate