メキシコの女妖怪、アメリカに北上

メキシコや南米には「ラ・ルロナ(Lla Llorona)」と呼ばれる女性の幽霊とも、吸血鬼ともされる妖怪の伝説がある。

白い服に長い髪の女性の姿で、常に泣き叫んでいる。お産で死んだり我が子を亡くした女性の霊がこの妖怪になるといわれている。また、若い女性の姿をしているため男性や子供が特に狙われるとも言われている。

そんな中南米の妖怪であるラ・ルロナがアメリカにも勢力を伸ばしている?という話があるが、どういうことだろう。

地元メディアの報道によると、テキサス州ラレド市の超常現象研究グループが、地元で幽霊の噂を聞いたことから「白い服を着た幽霊に遭遇したことがあるか」と市民に対して調査を行ってみた。その結果、何人かの住民から目撃証言が得られたのだが、興味深いことに目撃証言のほとんどが市内のマインズ・ロードと呼ばれる特定の場所を車で走っているときに体験したというものだった。

ある人は「白いロングドレスを着ている、ゆるい黒髪の女性」とすれ違ったという。その謎の人物は「何かを悲しんでいるか、動揺している様子で歩いていた」そうである。




また別の自動車運転手がその道路沿いを運転中、ドライブレコーダーに奇妙な影が映っていたと証言。車を走らせていた当初は道端に人がいることに気づかなかったが、映像を確認してみると道端に不気味な白いモヤがあることが解って驚いたという。

ラレド市はメキシコとの国境沿いに位置していることもあり、この地域の超常現象研究者たちは、一連の目撃情報が前述したメキシコの妖怪「ラ・ルロナ」のものではないかと推測している。

怪奇現象の調査員であるエドガー・ベガ氏は目撃証言がメキシコのラ・ルロナの伝説に類似した点があるとしつつも、ラ・ルロナであれば「常に泣き叫んでいる」はずなのに、問題の女性の幽霊は静かであったため、別物である可能性も考えている。

ベガ氏は近くこの地域を調査して、不思議な目撃談の真相を解明できればと考えているそうだ。

(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像: Photo credit: leppre on VisualHunt

 

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