3歳の男の子が見た幽霊は…行方不明になっている女性だった
- 2021/7/30
- 妖怪・幽霊, 幽霊, 心霊スポット
- サンドラ・ヒューズ, シャットアイ・ピーク

アメリカ・カリフォルニア州で、3歳の男の子が家族との外出中に幽霊を目撃するという話があった。そしてこの目撃証言が、実は行方不明になっている女性と関係があるのではないかという可能性があり、実際に当局が調査に乗り出したことで注目を集めている。
地元メディアの報道によると、この奇妙な事件は21日水曜日、ある夫婦が3人の息子を連れてシエラ国有林のシャットアイ・ピークに出かけた時のことだった。
午後、昼食をとっていたところ、一番幼い息子が近くの草原で何かに夢中になっていることに気がついた。一体何を見ているのかと訊ねると、少年は「原っぱに青い髪で黒いシャツを着たお姉さんがいる」と両親に答えた。更に「お姉さんは助けを求めているんだけど、もう死んじゃってるんだって。足を上げてうつ伏せになってる。僕とはお話ができないんだけど、あそこにいるんだよ」と驚きの言葉を口にしたのである。
少年の両親は息子の指す場所に行ってみたが、そこには何もなかった。しかし少年は「原っぱの女の人の話は本当だ」と言い張って聞かない。そこで帰宅した後、両親はその日のうちに息子の奇妙な証言をFacebookで報告することにした。
すると、なんと1年前にサンドラ・ヒューズという若い女性が失踪していたことが判明。しかも失踪当時、彼女は黒いシャツと青いジーンズを着て髪を青く染めており、驚くべきことに少年が草原で目撃した女性そのままの姿だったのだ。
少年によるこの奇妙な目撃談は、ヒューズさんの失踪事件を捜査している警官の目に留まった。そこでこの警官が所属するマデラ郡保安官事務所は家族を連れて現場に戻り、さらなる調査を行うことになったが、残念ながら新たな手がかりは得られなかったという。
しかし少年が見たものがあまりに正確だったため、本当に失踪した女性の霊を目撃したのではないかと疑われているという。
幼い子供は霊感が高いとか、大人には見えないものが見えると言うが、本当だったのだろうか。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©MabelAmber PIXABAY