アメリカ空軍、指向性エネルギーを利用した「防衛力」に言及

アメリカのカートランド空軍基地の空軍研究所が発表した指向性エネルギー技術に関する報告書に現在関心がもたれている。

文書の中には指向性エネルギー技術の研究への投資の分析とそれらが時間の経過とともにどのように発展していくのか、そして今後数十年の間に米国がこの分野をリードしていくのかどうかについて書かれている。

※指向性エネルギー兵器(しこうせいエネルギーへいき、DEW、directed-energy weaponの略称)は、砲弾、ロケット弾、ミサイルなどの飛翔体によらず、兵器操作者が意図した目標に対し指向性のエネルギーを直接に照射攻撃を行い、目標物を破壊したり機能を停止させる兵器である(ウィキペディアより引用)

指向性エネルギーは比較的新しい兵器システムであるにもかかわらず、アメリカ軍が将来的に成功するために重要な役割を果たす可能性があると著者は述べている。更に興味深い点として、この報告書にはこれまでほとんどSFの世界での話だった「フォースフィールド」について言及されている。




報告書の著者によれば「高高度DEWシステムの十分に大きなフリートまたはコンステレーション」は「そのようなコンセプトが手頃で必要であることが証明された場合、層状の防衛システムの一部として、ミサイル防衛のために使用することができる」という。

また、力場の他の用途として対ドローンシステム、対ミサイルシステムなどがあり、これらはすべて指向性エネルギー技術のバリエーションとなっている。

空軍研究所(AFRL)の指向性エネルギー副主任科学者であるJeremy Murray-Krezan氏は、プレスリリースで次のように述べている。

「2060年までに、DEシステムはより効果的になると予測されます。 最終的には、最終目標である核や弾道ミサイルの傘を実現する可能性もあるでしょう。2060年にそれがどうなっているかを考えるのは楽しいことですが、あまり現実のものとして推測したくはありません」

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像 140307-N-PO203-194 / Office of Naval Research(CC BY 2.1 JP)

 

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