湖の底に宝物を積んだナチスのトラックが沈んでいる

アトラスでも度々紹介しているが、欧州では第二次世界大戦中にナチスによって盗まれた財宝の捜索が話題になる事が多い。

ナチスの埋蔵金とも言われるもので、多くの歴史家やトレジャーハンターがその行方を探している。そんな中、先日ポーランドのザルスカ・ヴィエス村の湖から「湖底から大量の鋼鉄が検出される」という報告があった。

探し出したのはトレジャーハンターのピョートル・コーパー氏で、ジオレーダー技術を使って湖底を捜索した結果発見したものだという。彼はこの大量の鉄を1945年にナチスがゲルリッツ市の博物館から盗んだ展示品を一連の装甲車に詰め込んで、近くの村に送り込んだという事件と関係があるのではないかというのだ。

しかしこの仮説は、著名なダイバーであるマルセル・コルクス氏がによる調査で一度は否定されていた。彼は湖底に残骸があったが、宝を積んだ護衛艦の痕跡はなかったと証言している。

「トラックの話も信用できないし、大きな堆積物の下にそれが眠っているとは思えない」と述べていた。

しかし今回の結果を受けて、コーパー氏はこの場所で行われた地中レーダーの調査をさらに分析し、もし何かしらの関係があった場合は湖底の謎の物体を取り除くために必要な法的手続きをとりたいと考えているという。




ザルスカ・ヴィース村での探索は、今年ニュースになった一連のナチスの財宝探しの中では最新のものであるが、これまで成果を上げたものは一つとしてない。

2015年にナチスの黄金列車の隠し場所を発見したという報告があったが、結局は失敗に終わっている。だが2019年には、ポーランドの宮殿の壁からナチスによって隠されていた24枚のルネサンス期の絵画が発見されている。

調査結果次第では、戦時中にナチスが奪った貴重な富の一部がついに発見されるのかもしれない。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©PIXABAY

 

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