
昨日15日は全国的に気温が高く、晴れ間もあったが多くの地域で雲が多く、突発的に大雨が降る地域もあった。
梅雨明けが近づくも湿気が多く、広い範囲で不安定な天気になった。そんな中、奇妙な単語がTwitterのトレンドに登った。
それはなんと「名古屋雪」というものである。
誤字などではなく、実際に名古屋に雪が降った!?というツイートが昼頃に集中して投稿されたのである。
「名古屋雪」というワードがトレンドに上がっていますが、今日の名古屋は上空約4,000mまでプラス気温だったとみられ、雪の可能性は無いと言えます。
雹、霰もしくは大粒の雨とみられ、積乱雲からの突風やビル風により、舞っているように見えた可能性があります。
周辺の投稿 https://t.co/VgH4qiWPB2 https://t.co/QRFiYYZT0g
— ウェザーニュース (@wni_jp) July 15, 2021
時間は11時20分頃、名古屋市にて急に天候が変化したと思うと、空から白く小さなものが降り始めたという。天候の急変により雹が降るのは連日各地で報告されているが、名古屋市で確認されたものは氷の粒ではなくもっと小さいものだったという。
目撃者によれば「白くひらひらと舞い始めた」とのことであり、実際に目の当たりにした人たちは相当驚いたようだ。なお、場所によってはお天気カメラなどにしっかりと捉えられていた。しかし天気が悪かった時間も短かったようで、午後にはすっかり回復していたようだ。
しかし、夏の暑い日に雪が降る事などあり得るのだろうか。
株式会社ウェザーニュースのTwitter公式アカウントによれば、本日は名古屋は上空約4000メートルまでプラス気温だったため、雪の可能性はきわめて低いという。
降っていたのは雹やあられ、大粒の雨だった可能性が高く、突風やビル風で舞っているように見えたので、雪と勘違いする人が多く出たのではないかとのことだ。
togetter:夏なのに名古屋上空に「雪」?これは一体何なのか謎が深まる→ウェザーニュースさんの回答も
https://togetter.com/li/1745298
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©FranckinJapan PIXABAY