アメリカ国防総省UFOに関する調査報告書に対しイギリス議会紛糾

  画像 Ufo / Amanclos

先月26日、アメリカ国防総省のUFOに関する調査報告書がついに一般に公開された。

現地時間で25日金曜日の夕方にオンラインで公開された9ページの文書には、「未確認空中現象(UAP)がもたらす脅威」に関する情報とその分析結果が記されていた。

このUFO報告書について注目している国はアメリカだけではない。イギリス議会でも取り上げられて注目を集めている。

先日英国議会にて、サーフラズ議員はアメリカ国防総省の報告書について、UAPに関する評価が「非常に高速な能力を持つ軍用機、あるいは地球外の現象である可能性を排除していない」ことを詳細に説明。ゴールディ国防相に対し「イギリス国防省が領空内の未確認物体の報告を非常に真剣に受け止めていることを国民に安心させることができるか」と質問した。

30-06-21 – House of Lords UAP / UFO Discussion of US UAP Task Force Report

これに対し、ゴールディ国防相は報告書の内容を認めた上で、「国防省は未確認空中現象に関する報告書は保有していないが、英国の空域を常に監視し、空域の完全性に対するあらゆる信頼できる脅威を特定して対応しており、空域を保護するために実施されている既存の対策に自信を持っている」と回答した。

またゴールディ国防相自身はこの現象に対してかなり懐疑的な見方をしているようで、「国防省は証拠のある実際の脅威に対処する」と強調した。さらにリドリー議員が「携帯電話のカメラやドローンが普及し誰もが頻繁に旅行をするこの時代に、異星人の宇宙船が日常的に存在して大気中を気づかれずに飛び回る可能性があるというのは、あまり信憑性がないと思います」と主張。最後に「これらのぼやけた画像には、つまらない説明がついている可能性の方がはるかに高い」とコメントした。




ゴールディ国防相はアメリカ国防総省が調査した資料の質については意見を述べなかったが、「英国の防空コミュニティは国家安全保障態勢の一環として、識別された航空写真を提供するために24時間体制ですべての飛行システムを検知・監視している」と改めて強調。

さらに、別の議員がUFOが脅威となる可能性について尋ねたところ、ゴールディ国防相はアメリカ国防総省の評価には言及したものの、「英国国防省側は、脅威はそもそも存在しなければならないものと考えており、それには証拠が必要であると考えている」と回答。

イギリス国防総省も同様にイギリス独自のUFOに関する調査を開始する可能性については、今の所その予定はないと答えている。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Edvard-Grieg PIXABAY

 

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