FBIは埋蔵金「南北戦争の金塊」を探しだせたのか?

アメリカの埋蔵金伝説に、ペンシルバニア州の森に埋まっているとされる「南北戦争時代の金塊」がある。

南北戦争中、北軍が列車で大量の金塊を運んでいたが、どこかに消えてしまった。この金塊はその後、ペンシルベニア州の森の中に隠されたと言われている。

なお、この金塊について、なんとFBIが発掘調査を行っていたという疑惑が数年前にあった。

問題の調査は2018年3月にペンシルベニア州で行われたもので、民間のトレジャーハンターに協力させたが、数日後に特に目立った成果を出さず終了したとされている。

だが後にこの調査はアメリカ国内で大きな論争を呼ぶこととなった。

発掘に先立ってFBIが提出したとされる2018年に作成された押収令状の申請書には、FBIがこの調査を正当化した理由と、金塊をめぐってペンシルベニア州との間で所有権の係争が起きることへの懸念にスポットライトが当てられている。

また、この文書の中でFBI美術犯罪課の捜査官は「デンツ・ランにある地下洞窟に、かなりの量の金塊が隠されていると信じるに足る相当な理由がある」と自信を持って宣言しており、トレジャーハンターのデニス・パラダ氏とケム・パラダ氏が捜査の相談に乗ってくれたとも書かれている。




さらに、FBIは民間業者の協力を得て財宝が隠されていると思われる場所をスキャンしたところ、9トンの金に相当すると思われる、大きくてかなり密集した塊が検出されたとも書かれているのだ。

FBIが発掘調査を行った理由は、連邦判事の介入がなければペンシルバニア州が「これは放棄されたものだ」と主張して財宝を奪ってしまうかもしれないという懸念があったからだという。

この申請書にある計画通りに発掘が行われたことから、FBIは十分に説得力のある主張をしたと推測される。

しかし、FBIを金塊が隠されていると思われる場所に導いたトレジャーハンターの親子の弁護士は、公開された文書にはFBIが金塊を回収しなかったことを明確に示す書類がないと指摘する。

そのため、トレジャーハンター側は長い間行方不明になっていた金塊が発見されただけでなく、金塊の追跡に成功したことに対する報酬や功績を受け取ることができなくなったと主張している。

果たしてFBIは北軍の金塊を回収できたのだろうか。真相は闇に包まれている。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©FBI / Dave Newman (newmanchu)

 

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