「宇宙人はUFOを墜落させたりしない」天文学者が米海軍のUFO論争に意見

アメリカ国防省や各種情報機関は、アメリカ現地時間25日には公開期限を迎え、昨日報道したとおりに議会に「UFOに関する調査報告書」が発表された。

ところが、その内容というのがまったく明確ではなく、また的を得たもの内容とは程遠く、多くの人間が失望したようだ。

今月初めにはアメリカ政府高官が実際に未確認航空現象の存在を確認した報告書に目を通した、という話も出ていたというのに、このありさまは実に残念な結果である。

しかし、これらの報告書の公開を待っていた間に、天文学者を含む専門家の何人かが、我々が目にすることになるであろう現象に関する私見を述べていた。

その一人、宇宙研究に数十年携わってきた研究者であるテキサスA&M大学のニック・スントゼフ氏は次のように語る。

「公開される報告書に何が書かれるかはわかりませんが、UAP(Unidentified Aerial Phenomenon)の正体が明確に解決されるような証拠はないでしょう。まず第一に、UAPの画像や動画はたいていピンボケしています。あるビデオでは、パイロットはUFOが海の上で物理法則を無視して高速で移動していると言っていました。しかし、問題の物体がどのくらいの距離にあったのかは正確には解っていません。もしかしたら、物体が高速で動いていたのではなく、飛行機による見かけ上の動きにすぎなかった可能性もあります」




スントゼフ氏は、数年前に公開された米海軍パイロットによる動画は、必ずしもUFOの決定的な証拠ではないと主張する。

「地球に他の惑星からの訪問者がいるとは断定できません。しかし、明確な証拠が必要です。例えば鮮明な写真が必要ですが、今のところ、そのような証拠はありません」

また、アメリカ政府が墜落したUFOそのものや破片を手に入れているか、という問題については以下のようにと述べていた。

「もし本当にUFOを手に入れたとしたら、史上最高の秘匿事項になるでしょう。しかし政府は秘密を守るのが得意ではなく、物的証拠もあるとは思えない。もし高度な文明を持つ知的生命体が数千光年の距離を地球まで旅してこれたとして、簡単に宇宙船を墜落させるとは思えません。もし彼らがその距離を移動できるなら、こんなに不注意なことはしないと真剣に考えます」

Unidentified object caught on camera flying close to SpaceX capsule l GMA

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Willgard Krause PIXABAY

 

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