ゴールデンゲートブリッジから発される謎の高音、原理解明へ

アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコとマリン郡を結ぶ全長1.7マイル(約2.7キロ)のゴールデンゲートブリッジは、アメリカを代表する橋の一つにして奇妙な謎を抱えた橋でもある。

少し前にゴールデンゲートブリッジの工事が行われたのだが、その後なぜか橋の方から耐え難いほど大きな高音が響き渡るようになり、多くの騒音苦情が寄せられる結果となっていた。

世界有数のエンジニアや音響の専門家たちは、この音がどのようにして発生しているのか、どうすれば止められるのかを正確に把握するため、ゴールデンゲートブリッジの縮尺模型を作成。研究室でどうしてこの音が鳴るのか、再現実験を行った。

その結果、ついに問題の真相が解明されたという報告が寄せられた。




橋の広報担当者であるPaolo Cosulich-Schwartzは次のように語る。

「この現象を徹底的に調査した結果、橋の西歩道に設置された新しい手すりから音が発生していることがわかりました。この手すりはゴールデンゲートブリッジの改修工事の一環で設置されたもので、空気力学的に計算され、橋を吹き抜ける時速100マイルの強風に耐えられるようにしたものでした」

この新しく設計され、設置された歩道の手すりを風が吹き抜けた際に奇妙な高音が発せられていたのである。

幸いなことに、この問題の解決策は、そう遠くない将来に実施されるという。

「今年の夏には、可能性のある解決策について、さらに詳しい情報をお伝えする予定です」とCosulich-Schwartzは語る。

「橋の近くにお住まいの方の中には、橋の存在を心苦しく思う傾向があることも理解しています。私たちは良き隣人でありたいと思っています。ですから、可能な限りの解決策を提示してお隣さんの耳を和ませたいと思っています」

Golden Gate Bridge Humming

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Doodles43 PIXABAY

 

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