
2日水曜日午後、スコットランドのネス湖にてネッシーの姿が目撃された。
目撃者はネッシーが付近に姿を現すことで知られているアーカート城の近くに陣取り、双眼鏡でネス湖を眺めていたところ、何か奇妙なものが水面に浮かび上がってくるのを目の当たりにしたという。
今年もネス湖でのネッシー目撃報告事例のうち、公式に認められたものは6件あるが、今年は全てウェブカメラを通しての遠隔目撃だった。
イギリス国内では長期にわたって新型コロナウイルスの感染対策で厳しい外出規正やロックダウンが行われていたため目撃証言もネットを経由した間接的なものが中心だった。だが、ワクチン接種などの対策により規正が解除され、レジャーなどの活動が増えたため久々に「肉眼でのネッシーの目撃証言」が得られたという。
なお、今回目撃されたネッシーは「緑色を帯びた黒い色をした、亀の背中のようなこぶが波に逆らうように出てきた」というものである。
時間にしてわずか2秒程度であったため、あまりに短すぎて残念ながら写真や動画を撮影することができなかったという。しかし、天候も良く視界も良好だったため、何かの見間違いだったとは考えにくいとのことだ。
今回の報告を受けた公式にネッシーの目撃報告を記録している機関は、今回の証言を今年7件目のネッシー報告として公式に受理。2021年も現地でネッシーに遭遇する可能性があることを示す事例になったと述べている。
まだイギリスは夏が始まったばかりで、今後もネス湖を訪れる人の数は大幅に増える事が予測されている。今年のネッシー目撃情報は増加する可能性が高いという。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 DSC01308 / n.hewson