英国に存在する狼男出現地帯、ウォルド・ニュートン・トライアングル

イギリスの東ヨークシャーに存在するウォルド・ニュートン・トライアングルと呼ばれる地域は、狼男の目撃例が多いことで知られているという。

1960年代のある霧の夜、一人の運転手が人里離れたウォルズの道を運転していたところ、霧の中に一対の赤い目が見えた。その数秒後、「オオカミのような生き物 」が飛び出して車のフロントガラスを突き破ろうとしてきたという。

作家、超常現象研究家であり、時には狼男ハンターでもあるチャールズ・クリスチャン氏の著書『A Travel Guide To Yorkshire’s Weird Wolds』には、この地域の恐ろしい話が複数紹介されている。

「昔から、オオカミが墓場から死体を掘り起こすことはよく知られていました。そこからオオカミは超自然的な存在であり、狼男のモンスターが生まれました。この地域には、『オールド・スティンカー』という狼男の伝説があります。赤い目をした大きな毛むくじゃらの獣で、きつい口臭がするのでこの名前で呼ばれていました」

オールド・スティンカーの目撃例は近年でも報告されており、最近では2016年にハルのバームストン・ドレインに出現したという報告があり、地元のニュースにもなっていた。目撃した女性によると、この怪物はジャーマンシェパードのような顔をしており、身長は2.4メートルもあったという。

クリスチャン氏は「私が子供の頃も狼の噂は根強く、日没後はフリクストンからブリッジントンまでの道を車では走らないと言っていた人もいたのを覚えています」と語っている。




西暦937年、アテルスタン王がサクソン・ヒルに近い北ヨークシャー州のスピタル・ホーに宿泊所の建設を認めた。その目的は、狼の襲撃から旅人を守ることだった。特にWolf-monath(1月のサクソン語の名称)には飢えたオオカミが家畜だけでなく人間にも襲いかかるため、注意が必要とされた。

だが、スピタル・ホー周辺のオオカミは非常に頭が良く、夜になるとオオカミに変身する力を持った人間ではないかと考えられるようになったという。そんな狼男が今も目撃されているとしたら、非常に興味深いことである。

なお、ウォルド・ニュートン・トライアングルには他にも奇妙な怪物や怪現象が昔から目撃されている。ゾンビや妖精、ドラゴン、そして「災いの水」と呼ばれる幻の川が出現するというのだ。

しかし、なぜウォルド・ニュートン・トライアングルではこれ程までに奇妙な現象が集中して報告されるのだろうか。

研究者の中には、1795年にこの地にイギリス最大級の隕石が5本のレイライン(地球を貫く神秘的な地脈)の分岐点近くに落下したことで、レイラインに添って魔力や宇宙のエネルギーが広がり、怪現象が誘発されるようになったのではないかという説も出てきている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Artie_Navarre PIXABAY

 

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