
5月19日、アメリカ・フロリダ州の民家に空から巨大なものが落下、家の一部を破壊するという事態が発生した。
通報を受けたマーティン郡保安官事務所によると、こちらの事件は19日の朝にパームシティという地域で発生。幸いにも住民に怪我はなかったものの、落ちてきた物体は屋根に約30センチもの大きな穴を開けて落下したという。
天から降ってきた物体によって大きな被害が出た、と言われると隕石か何かが落ちてきたのかと思いそうだが、実際に降ってきたのは大きな氷の塊だった。
幸いにも、落ちてきた場所は庭へ延びていた屋根のひさしの部分だったため、家の中に飛び込んできたり、住人が被害に遭う事はなかった。
しかし、問題はこの氷の塊だ。
大きな雹の粒が窓ガラスや瓦を破壊する事はまれにあるそうだが、今回の氷塊は雹よりも遥かに大きなサイズなので、自然に形成されて落ちてきたものとは考えにくいとのことである。
そのため、警察は現時点では「明確な結論は出ていない」としつつもおそらく旅客機から落ちてきたものではないかと推測している。また、氷の色は青ではなく白だったため、トイレからのものではないと思われる。
それにしても、人や動物の上に落ちなくて幸いだった。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像©Martin County Sheriff’s Office / Facebook