ヒンデンブルグ号爆発の火災原因は?新たな映像を発見!

  画像 Hindenburg Disaster / e-strategyblog.com

最近ではあまり見なくなったが、町の上をゆったりと横切る飛行船は憧れの乗り物だ。

大きく膨らんだ気嚢に水素やヘリウムといった軽い気体を詰めて浮かび上がる飛行船は、20世紀前半には大西洋横断航路もあった。しかし、とある飛行船が大きな事故を起こした事をきっかけに、大規模な航空輸送は行われないようになっていった。現在では観測や広告宣伝、観光などに用いられるようになっている。

飛行船の信頼性を著しく下げる要因となった事故は1937年に起きた型旅客飛行船ヒンデンブルグ号の爆発事故である。

この年の5月、アメリカのニュージャージー州マンチェスター・タウンシップにある海軍航空基地レイクハーストにドイツ製の大型旅客飛行船ヒンデンブルグ号が到着した。




しかし、着陸直前に尾翼付近から爆発。水素を充填した巨大な飛行船には当時97人の乗客が乗っていたが、そのうち37人が炎上と墜落によって命を落とすこととなった。

事故発生当時、気嚢の水素ガスが何らかの要因で漏れ出し、引火したのが原因ではないかと考えられていた。だが、後に検証の結果飛行船の外装に蓄積された静電気が、気嚢のキャンバスに塗られた特殊な「ドープ(酸化鉄とアルミニウムを含浸させたセルロースの混合物)」に接触したことで火災が発生した事が原因ではないかという説が現在では濃厚である。

ところが、そのヒンデンブルグ号爆発事故の瞬間を捉えた新たな動画が発見されて話題になっている。

この動画は広く報道されてきた映像とは別の場所にいた人物が撮影した未公開映像で、火災がどのように広がっていったのかが明らかになる内容となっている。

この新しい映像は、爆発事故の真相を知るための最も新しく、重要な手掛かりとなるかもしれない。また、NOVAのドキュメンタリー番組「Hindenburg: The New Evidence」にて紹介される予定である。

製作総指揮のゲイリー・ターピニアン氏は、「この驚くべき新しい映像のおかげで、20世紀の最も象徴的な災害の一つをめぐる未解決事件の調査を復活させることができました」と語っている。

Newly Analyzed Footage Helps Solve Hindenburg Mystery

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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