山腹に彫られた数百の「岩窟墓」、四千年の時を経て発掘

画像 Ancient Egypt / Twitter

古代エジプトの墳墓といえばピラミッドや葬祭殿を想像しがちだが、先日エジプトの考古学者によって、何百もの岩窟墓が発見されて話題になっている。

このたびエジプト観光・古代遺産省は、エジプト南部のソハグの東にあるアル・ハミディヤ・ネクロポリスの山腹に250もの岩窟墓を発見したと発表。

中からは古代の土器や供物、鏡、動物や人間の骨などが出土したという。

今回発見された岩窟墓は山の中に様々な高さで彫られており、その様式も井戸があるものや埋葬室があるもの、スロープがあるものと様々だった。

年代は約4000年前のエジプト古王国時代末期のものと思われるものから紀元前300年頃のものまで幅広く、最も古い墓の一つには偽の扉があり、ヒエログリフによる碑文と、墓の所有者が神々や死者に生け贄を捧げる様子を描いた壁画があったという。




ビブリオテカ・アレクサンドリナ古代博物館のフセイン・アブデル・バシル館長は地元メディアの取材に対し、

「最近の考古学的発見がなされたソハグ地方は、非常に重要な考古学的地域です。ソハグは、古代エジプトにおいて埋葬の中心地とされていました。今後もこの遺跡では、埋葬された人々やその宗教的な儀式についての調査が続けられる予定です。今後も多くの新発見が期待されています」

と語っている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

関連記事

最近の投稿

ページ上部へ戻る