地球に水をもたらしたのは隕石だったのか

  画像©urikyo33 PIXABAY

我々の住む地球は表面の7割が海で覆われている。地球の環境と生命に欠かす事のできない海だが、海を構成する大量の水がどこから来たのかはいまだ不明となっている。

仮説としては、出来上がって間もない地球に降り注いだ小惑星の中に含まれている氷由来の水分が元となったのではないか、という説が有力だ。

そんな説を裏付けるような隕石が地球に飛来していた事が判明し、注目を集めている。

今回発見されたのは、2012年に米国に落下した46億年前の宇宙岩石の塊であるサッターズ・ミル隕石の破片である。

立命館大学の土山明教授らの研究チームによる顕微鏡技術を用いた分析の結果、小さな方解石の結晶の中に二酸化炭素を多く含む液体が確認されたという。

炭素質コンドライトと呼ばれる隕石の中に水が保存されている可能性は以前から指摘されていたが、実際に液体が発見されたのは今回が初めてである。

隕石の年代も46億年前と太陽系が出来た頃に近いため、太陽系の初期状態を知る手がかりとなるものではないかと考えられている。

なお、この隕石は木星軌道の外側で形成されたと考えられており、内部に含まれる水についても地球の海の元となったものである可能性があるとのことである。もしかしたら、この隕石に含まれていた水は地球上のすべての水の「祖父母物質」なのかもしれない。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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