ビル・ゲイツ離婚!隠謀論の「悪役」は「操り人形」だった!?

  画像 Bill & Melinda Gates / jurvetson

ATLAS読者は既知だろうが、隠謀論では悪役のMicrosoft社の創設者兼CEOのビル・ゲイツ氏が、この度27年間連れ添った妻と離婚を発表した。

離婚理由は「パートナーとしてお互いに向上しあえない」ということらしいが、妻が運営するビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団(Bill and Melinda Gates Foundation)と今後もビジネスのタイアップはするという。

しかしインターネット上では、離婚理由に関して様々な隠謀論が飛び交う。

「推定1300億ドル(約14兆円)もある財産を隠す為だ」「マイクロチップが入った新型コロナワクチンによる人類奴隷化計画のイルミナティ内の内輪揉め」等々。中には、「そもそも、ビル・ゲイツは女性、メリンダは男性で性転換手術をしていたが、バレそうになった」など、ネタとして面白いが勿論証拠はないデマも出回っている。

Bill & Melinda Gates Foundation Visitor Center, Seattle, Washington, USA
Bill & Melinda Gates Foundation Visitor Center, Seattle, Washington, USA / Jack at Wikipedia

隠謀論で大人気の悪役、ビル・ゲイツだが、ここで彼に関する数々の陰謀論を振り返りながらご紹介する。

①ビル・ゲイツはワクチンによる“人口削減”を企てている

イルミナティ33階級である、ビル・ゲイツはワクチン開発、そしてワクチン接種によって地球上の人口を10億人に削減する計画に加担している、というもの。ビル・ゲイツは新型コロナワクチン開発に数千億円の資金を提供している。




ビル・ゲイツは2010年のTED(Technology Entertainment Design)の会議で、「ワクチンの予防接種で幼児死亡率が低下するので、子供を沢山産む必要がなくなり、出生率が下がって結果的に人口が減る」と講演した。

しかし、この発言が隠謀論では一部分が切り取られ「ビル・ゲイツはイルミナティの人類人口削減計画に加担している」と曲解され出回ってしまった。

予防接種ワクチンが、接種しないリスクが強いかワクチンの副作用が強いか、は議論が分かれるが、ビル・ゲイツ本人の発言には「人口削減」する意は込められてしなかったようだ。

Syringe and Vaccine
Syringe and Vaccine / NIAID

②ビル・ゲイツはワクチン利権で大儲けしようとしている

ビル・ゲイツがワクチンに投資し大儲けを企んでいるという隠謀論。

ビル・ゲイツは過去に「ワクチン開発への投資は、投資額の20倍もの社会的利益になる」と説明した。これは、パンデデミックによる経済的損失は、その20分の1の投資で防げる、という意だった。しかし、隠謀論ではこの発言が「ビル・ゲイツはワクチン利権に投資して20倍儲けようとしている」と曲解された。

とはいえ、ビル・ゲイツがワクチンに投資して20倍かは不明だが、投資家として儲かったのは結果的には事実である。

③ビル・ゲイツは遺伝子組み換え生物(GMO)を子どもに注射し人口削減しようとしている

ビル・ゲイツは遺伝子組み換え作物(GMO)研究にも投資している。ビル・ゲイツは遺伝子組み換え作物は強力に支持しているが、GMOの医療への活用には安全性を考慮すべきだと考える慎重派である。

しかし、陰謀論者達はやはり一部の情報しか収集していないのか。ビル・ゲイツがワクチンにも遺伝子組み換え生物(GMO)を入れて子どもたちに注射し人口削減しようとしている、と考えている。

Human organs on microchips
Human organs on microchips / Ben Sutherland

④全人類に“マイクロチップ”を埋め込もうとしている

ビル・ゲイツがワクチンにマイクロチップを埋め込み、人類の行動をデータベース化してり、徹底した監視・管理社会を作ろうとしているというもの。

これに関して、今年2月にビル・ゲイツの娘のジェニファー・ゲイツ(24)が、新型コロナウイルスワクチンの1回目の接種を受けて、インスタグラムの投稿の中で、ワクチン陰謀説に対してユーモア混じりの反論を展開した。

「悲しいことに、ワクチンは父の天才的な才能を私の脳に移植してはくれませんでした。mRNAにその力があれば!」




そもそも、PCやスマホが、監視カメラや顔認識システムと生体認証システム、そしてキャッシュレス化が進んでいる現代社会において、わざわざワクチンにマイクロチップを埋めなくても人類を監視・管理することは可能である。

このようにビル・ゲイツに関する隠謀論には曲解が多い。とはいえ、全ての隠謀論を否定している訳ではない。

インフルエンザワクチンには副作用があり、mRNA新型コロナワクチンは人類史初の遺伝子組み替えワクチンであるので、注意は必要だ。

出典が記載なかったり、一次情報ではない隠謀論には極論が多い。騙されない為には、「怪しい」と感じたら、弁証法で真逆の可能性も一度は考察してみよう。

昨今では、トランプ元大統領を「救世主」として崇める集団「Qアノン」によるフェイクニュースやデマも多く出回っている.

しかし、このようなフェイクニュースやデマをよく調べずに信じたり拡散したりしてしまうと、一部の真実である隠謀が明るみになっても世の中で信用されなくなってしまう。

世界に様々な利権や利権通しの「黒い繋がり」がある限り、「隠謀」も当然ながら存在する。

Aachen Freimaurer Illuminati
Aachen Freimaurer Illuminati / FuFuWolf

しかし、イルミナティのような「世界の裏政府」が存在するなら、本当の実力者は決して表に出さないだろう。代わりに、分かりやすい「操り人形」と単純な隠謀論をわざと流布させて、より複雑に絡み合った真実を隠そうとするだろう。

もしかしたら、ビル・ゲイツもそんな「操り人形」なのかもしれない。

ビル・ゲイツはアスペルガー症候群だといわれている。アスペルガーは天才肌で専門分野における集中力はずば抜けているが、人の悪意含め感情を読みとりにくい為に騙されやすく、純粋なので何かを盲信しやすい。「世界の裏政府」が存在するなら、ビル・ゲイツのような騙されやすい天才を都合よく使おうとするだろう。

ビル・ゲイツは2015年の「TED」で講演を行った際、「症状が顕在化しない罹患者が移動を続けることにより、疫病が国境をすり抜け可能であることや、それに伴いパンデミックが生じる。」とまるで新型コロナを予言しているような不気味な発言をしている。まるで、「何か」を知っていたかのように。

激動する世界は今後どこに向かうのか。

錯綜する情報の中、未来を分析しより良き未来を作る為に、我々には一層「自分自身で考える力」と鋭い観察眼が必要になるだろう。

文:深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

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