
イギリスなど、海外では小麦畑等の草が伸びてくる時期になると、ミステリーサークルのシーズンがやってくる。
欧米ではいかに複雑なミステリーサークルを短期間で作ることができるか競い合う同好会が多数存在しており、地域によっては期間を設けて誰が一番独創的なミステリーサークルを作れるかのコンテストを行っている地域もある。
そして先日、イギリス国内で今年最初のミステリーサークルが研究者によって発見された。
10日月曜日、スタントン・セント・バーナード村で発見されたもので、おそらく週末に密かに作られたものと考えられている。ミステリーサークルと言えば麦畑の中に出来るものを思い浮かべるかもしれないが、今回は春らしく(?)花の咲き誇る菜の花畑に生じたという。
ドローンで上空から撮影したところ、三角形がいくつも重なった折り紙の風車を思わせるデザインだったと言う。
Crop Circle In Oilseed-Rape Stanton St Bernard Marlborough Reported 10/05/2021
今回のミステリーサークルについて、研究家のホレス・R・ドリュー博士は、これは地球外生命体の太陽系への到来を告げる時計ではないかと指摘している。
博士は菜の花畑の植物が「明らかに機械的に砕かれた形跡はない。黄色い花もそのまま残っている」ことに注目、「今のところ、人工的に作られた可能性を示唆する証拠はない」と主張している。
しかし、勿論、人為的に作られたものの可能性が高いとして懐疑的な見方をする人もいる。いずれにせよ、ここから数ヶ月間は世界各地の農場で不思議なデザインのミステリーサークルが次々と現れるのは間違いないと言えるだろう。
(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©The Hampshire Flyer / YouTube