タイタニック号からのボトルメール、100年の時を超えてカナダ漂着!

  画像 Titanic / Public Record Office of Northern Ireland

2017年、カナダのニュー・ブランズウィック州ファンディ湾のホープウェルロックスビーチにて、ある家族が奇妙なビンを発見した。波間を漂うビンに入った手紙、いわゆる「ボトルメッセージ」である。

早速、家族が開けてみたところ、一人の少女が書いたものだということが判明した。

「私はこのボトルを大西洋の真ん中の海に投げ捨てます。私たちは数日後にニューヨークに到着する予定です。もし誰か見つけたら、リーバンのルフェーブル家に伝えてください」

そして、本人のものであろうMathilde Lefebvre(マチルド・ルフェーブル)というサインと、手紙を書いた日付が記されていた。




その年月日というのは1912年4月13日だった。なんと、その日付は、ニューヨークへ向けて大西洋を横断中だったタイタニック号が沈没する前日である。

家族は驚いて地元の専門家に手紙を託し、鑑定を依頼した。ケベック大学リムースキ校(UQAR)の研究者たちは現在、このメモが本物なのかどうか、そして本当にタイタニックに乗っていた乗客からのものかどうか調査を開始。

その結果、本当に同名の人物が乗船していた事が判明した。

この女性は母親と一緒にニューヨークに向かった3等席の乗客で、先にアメリカに渡った父親と4人の兄弟に会うために長い船旅に出たと考えられている。なお、その後の消息は不明であるが、ルフェーブル家の血筋は現在も存在しており、発見者とルフェーブル家の子孫が会う事も出来たという。

研究に携わったMaxime Gohier教授は「このボトルは、アメリカ沿岸で発見された最初のタイタニック号の遺物である可能性があります」として、「今のところ、このメモの真偽を確定することはできませんが、後世に作られたものであることを示す物証も見つかっていません」と語っている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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