火星の「菌類」が議論の的になっている

  画像©WikiImages PIXABAY

国際的な研究者チームが、「火星に菌類が存在する証拠がある」と主張する論文を発表して注目を集めている。

NASAの火星探査機が撮影した画像に奇妙なもの写り込んでいた、という事例はこれまでにも何百と報告されてきたが、大半がパレイドリア(人間の脳が、抽象的なパターンの中に顔や図形などの見慣れた形を作り出そうとする傾向)で説明がつくことが判明している。

しかし今回の論文は科学者グループによる正式なものであるため、興味深いものとなっている。




『Advances in Microbiology』誌に掲載されたこの論文は、NASAのローバーが撮影した写真に写っていた「菌類のような火星の標本」について述べたものだ。それによると、「菌類は放射線の強い環境でも繁殖する」と書かれている。

こちらは火星探査機のローバーが連続で撮影した写真を参考にしており、そこにはホコリタケを思わせる菌類のような標本が火星の土の中から現れ、大きくなっていく様子が捉えられている。

この球状の標本は一度ローバーの車輪によって潰されてしまうが、その後新しい標本(一部は茎らしき組織を持つ)がローバーの残した轍に生じてきたというのだ。

この論文の著者たちは、ローバーの上に「黒い菌類・バクテリアのような標本」や「形や場所を変えては消えていった不定形の標本」の証拠もあるとしている。このことから、「地球上の生物であっても火星のような環境で生き残ることができる」と論文には書かれているが、これまでのところNASAも科学界も、この研究チームの発見を信用しようとはしていない。

先日、新たな火星探査機が火星に降り立ったが、もしかしたらこの論文にあるような生命の痕跡が発見される日もそう遠くないのかもしれない。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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