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- ついにホワイトハウスも標的に!?職員を襲う謎の「ハバナ症候群」

画像©David Mark PIXABAY
現在、アメリカ国家の中枢であるホワイトハウスにて「ハバナ症候群」が報告され、政府機関によって調査が行われているという。
「ハバナ症候群」は2016年にキューバのハバナにて複数の外交官が倦怠感、頭痛、吐き気などのさまざまな症状を訴えたというものである。当時、アメリカの外交官はこのハバナ症候群が外交関係を崩壊させることを目的とした、未知の「指向性エネルギー兵器による攻撃」と推測していた。
そのハバナ症候群がアメリカ政治の中枢で発生したとみられている。
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ハバナ症候群であると考えられている事例は実際に2例あり、1件はホワイトハウスの南側にある楕円形の芝生の付近で確認された。
これは国家安全保障会議の職員を標的としたものとみられている。昨年11月には別のホワイトハウスの職員がバージニア郊外で標的にされたと伝えられている。
ハバナ症候群の正確な原因や、その背後にいる存在は長い間論争の的となっている。問題の症状を生じさせる武器の正体についても仮説はあるが実在が確認されてはなく、また背後にはロシアや中国、またはキューバが関与している可能性があると推測されているが、まだ確たる証拠は出ていない。
そのため、アメリカの政府当局者らはこの問題が長年進展を見せていないことに不満を表明しているという。
いずれにせよ、過去の事例を踏まえると事件性も考えられるとして、現象の調査が進行中だという。
Tracking potential ‘Havana Syndrome’ attacks on U.S. soil
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)