「ジュラシック・パーク」は実現可能か?

かつて太古の地球上を闊歩していた巨大な生物、恐竜。可能であれば生きている恐竜の姿を見たいと思う人は少なくないのではないだろうか。

そんな夢を描いたのが小説家マイクル・クライトンのベストセラー小説「ジュラシック・パーク」シリーズだ。後に映画化もなされたこの作品中では、科学者たちが琥珀に閉じ込められた虫から恐竜のDNAを取り出し、恐竜を蘇らせることに成功している。

しかし、この方法が現実でも実現可能なのかどうかは長い間議論の的となっていた。創作世界ならばいざ知らず、実際には琥珀の中に閉じ込められたサンプルからではDNAが採取できたとしても不完全なものが大半だと考えられているからだ。

しかし、ある人物が「現実にジュラシック・パークを造ることも可能」と主張して注目を集めている。

その人物はマックス・ホーダック氏である。彼はスペースX社CEOのイーロン・マスク氏が設立したニューラリンク(Neuralink)社の共同設立者だ。彼はSNS上にて、同社がその気になれば実際にジュラシック・パークを実行にうつすことも可能だと示唆したのである。




「生物多様性(アンチフラジリティ)は非常に価値があり、保護することは重要かつ意味のあることです。しかし、なぜ私たちはそこで止まってしまうのでしょうか?なぜもっと意図的に新しい多様性を生み出そうとしないのか?我々がその気になれば、ジュラシック・パークを作ることもできるでしょう。遺伝的に本物の恐竜を復活させるのは難しいですが…約15年ほどかけて品種改良を行うことで、これまで化石でしか見たことのなかった生物を新種として手に入れることができるでしょう」

この発言からは、必ずしも本物の恐竜ではないが遺伝子工学によって限りなく近い新しい種として恐竜を生み出すことができるという趣旨が伺える。また、彼の言う「我々」がニューラリンク社を指しているのか、それとも科学技術全般を指しているのかも気になるところだ。

また、彼の発言について懸念を示す人もおり「創作の世界とはいえ映画の中でも大変な事になっていたのに、何も学んでいないのか」と危惧するユーザーもいるほどだった。

少なくとも現時点ではニューラリンク社が実際に恐竜復活プロジェクトを行う予定はないとのことである。が、そう遠くない未来、実際に恐竜を復活させようとする企業が出てくるのかもしれない。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Hans Braxmeier PIXABAY

 

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