嫌がらせの標的になったマサチューセッツ州在住の魔女

マサチューセッツ州に住む自称魔女の女性が、何者かによる激しい嫌がらせを受けていると主張、騒動になっている。

地元メディアの報道によると、ラッキー・カブラルさんは、薬屋「サンクタム・フォルコリカ」の経営者で、マサチューセッツ州ニューベッドフォード市で、魔術に利用する様々な付属品を販売したり、魔法に興味を持つ人々のためにサイキック・リーディングを行ったりしていた。

しかし約3年前から営業しているこの店が、最近になってある住人の怒りを買ってしまったという。

カブラルさんが地元のラジオ局WBSMに語ったところによると、3月初旬に店の外に一人の女性が現れ、建物と店の外に置かれたカートに聖水をかけたことがきっかけだったそう。当初、彼女はこの奇妙な出来事を「無害な事件」として片付けていたが、先月の3月末になって同じ人物が彼女の家の玄関でセージを用いて小さな焚き火を行った。




彼女の見立てでは、おそらく女性はこの場所を「浄化」しようとしたのだろうとみている。問題の女性はダウンタウンでセージを買いあさっている様子が目撃されており、「なぜそんなにセージが必要なのか」という質問に「悪い魔女を追い払おうとしている」と答えていたそう。

この嫌がらせは先週末に問題の女性が薬屋の外でカートを盗んだうえ、復活祭の日曜日には店の荷車が燃やされるまでエスカレート。その後ニューベッドフォード市の警察は、カブラルさんに一方的にいやがらせを続けていた女性を逮捕し、破壊行為の罪で起訴したという。警察は様々な余罪についても捜査を行っているとのことだ。カブラルさんの店の上階には高齢者の住人もおり、「火事が起きていたら大惨事になっていたかもしれない」と語っている。

様々な嫌がらせを受けた原因について、カブラルさんは自分の店に犯人の女性の家族が所有していた家宝が何らかの形で渡ったからだという噂を挙げている。カブラルさんはもし噂が真実だったのであれば、問題の家宝を女性に返却すると公言しており、一連の騒動が無事に収束する事を願っているという。

‘This is someone who is suffering’: Arson at New Bedford witch shop turns into life lesson for the o

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像&動画©WPRI YouTbe

 

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