
先日、アメリカのオハイオ州メンターにて警察官が「少女の幽霊」を目撃!?したことで騒動が起きている。
この数日前から現地では幽霊の噂が流れており、警察が目撃しただけでなく装備していたボディカメラには当時の様子が記録されていたこともあって注目を集めたのだ。
この日、地元警察は午後10時40分に「7歳と思われる子供が一人で走り回っているのを目撃した」という住民からの通報を受け、警官が現場に急行した。警官は「子供にしては走るスピードが速い」と指摘しながらも、本当に子供である可能性も捨てきれなかったのでその影を追った。
しかし、探しに行ったところ跡形もなく消えてしまったと地元メディアは報じている。
彼は自身が目撃したものについて、「小さな子供のようで、かなり直立しており、子供にしては早すぎる走り方でした」と証言。しかし、警官が身につけていた記録用のカメラには警官が目撃し、追いかけていたはずの「子供のような白い影」は全く映っていなかったのである。
これだけでも不思議な話であるが、更に近所の人から「同じ日の夜に、自宅の防犯カメラが幽霊らしき影を捉えていた」という報告があった。
問題の動画は通報があった地域の住宅の玄関に設置されていたドアベル・カメラが捉えていたものである。そこには確かに、ぼやけたような影がかなりのスピードで歩道を滑るように動いていく様子が捉えられている。その物体は一定の速度で動いているが、周囲が暗いこともあって、はっきりとは捉えられていないようだ。
How fans feel about being allowed at OSU’s Spring Football Game, Mentor residents are seeing ghosts
この動画は地元のオカルト系グループであるメンター・オハイオ・パラノーマル・リサーチ・ソサエティの公式フェイスブックページに投稿され、現在注目の的である。
グループには多くの人から幽霊の可能性があるかという質問が書き込まれた。グループ側は「私たちの経験から、これは実際に人が走っていて、カメラの焦点が合っていないのではないかと考えています。また、照明の写り込みなどが起こっていることも考慮する必要があります。この映像は高画質ではなく、物体には人間らしきものは見当たりません。単にビニール袋が風に飛ばされているだけの可能性もあります。ありえないと言っているのではなく、実際の映像そのものを研究する必要があると言っているだけです」と、冷静な意見を述べている。
いずれにせよ、まだまだこのオハイオ幽霊騒動は続きそうだ。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
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