英国で「ペスト医師」流行中?各所で続発する不気味な目撃証言

先日、アトラスではスコットランドで「ペスト医師」の格好をして市民を不安にさせたとしてある男性が地元警察に厳重注意を受けた、という事件について紹介した。

だが、ここ数日イギリスの複数の地域でペスト医師に扮した人々の報告が相次いでおり、活動が活発になっているというのだ。

この奇妙な目撃情報は今月初めにスコットランドで始まった。昨年からも同様の扮装で街に出て人を驚かせる人物の報道があったが、恐らく模倣犯とみられるペスト医師が複数の町で騒ぎを起こしているというのだ。

通報を受けた地元警察は問題を起こしたペスト医師の居場所を突き止め、人々を怖がらせないように厳重注意しているそうだが、類似の通報が相次いでいることからイギリス中に悪質なブームが押し寄せているとみている。

数年前、アメリカを中心にピエロの格好をして道行く人を襲う「キラークラウン」騒動があったが、今回のペスト医師騒動も同様のものであると地元警察は語る。時には地元のSNS上での噂が先行してしまい、現場に行っても実際にそのような不審人物が目撃された証拠が見つからないこともあったという。




しかし、当局はこの問題を真剣に受け止めている。例えばチェスナットという町では、警察が住民に「噂を知っていたので、パトロールを強化したが、ペスト医師に遭遇したという報告はない」と伝えている。また、チェシャントから約163マイル離れたスカンソープの町では「学校にペスト医師がいて子供たちを追いかけていた」という噂が流れたが、地元警察は噂が真実ではないとの声明を発表している。

他にもウィラルの町では「真っ黒なマントを羽織り、カラスのような大きなくちばしを持った黒いマスクをした未知の人物」が学校の近くで目撃されたという噂を認めた上で「問題の人物の目撃情報は確認されていない」として、捜査の結果この件はデマであると発表している。しかし、キダーミンスターという町では実際にペスト医師の格好で動画撮影を行った人が確認されており、すべての目撃情報が噂に過ぎないというわけではない。

当局の見解では、この流行は動画投稿サイトTikTokによるものであり、このブームが続くことでいたずらに市民の不安を煽るようなことがないよう、継続して注意換気を行っていくという。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Margo Lipa PIXABAY

 

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