画像©Ajay kumar Singh PIXABAY

【英国政府の調査チームが新型コロナを予言!?抗生物質が効かないウィルスや菌が今後も発生!?】

 次々と変異しなかなか収束がみえない新型コロナウィルス。

 現在、感染しても80%以上の患者は自然の免疫力や漢方や抗生物質の服用で軽症のまま快復するが、重症化した場合はこれといった特効薬が無く、レムデシビルとステロイドなどあわせた治療が施される。

 新型コロナ感染者も「抗生物質」が効く患者と効かない患者とがいるが、近年、抗生物質が効かないウィルスや細菌が近年急速に増えている。従来より抗生物質が効かない理由は「抗生物質への耐性菌が影響している」という研究がある。

 AFP通信やBBCなど複数の海外メディアによると、2016年5月18日、英国政府が約二年間の調査を要請した研究チームが、

「2050年以降には抗生物質への耐性菌が原因で死亡する人は、現在の年間約70万人から14倍の1000万人以上に上る恐れがある」

 という報告書を提出した。

JC Virus
JC Virus / AJC1

 調査チームを率いたのは国際的エコノミストのジム・オニール氏。この報告書によると、病原菌は、1個の細菌が24時間後には1億個になるスピードで繁殖し、抗生物質に対する抵抗力を身につけると突然変異する。中国ではすでに最強の抗生物質コリスチンも効かないスーパー耐性菌が誕生し他国に侵入している可能性がある、と指摘した。

 2016年の話だが、まるで現在の変異を続ける新型コロナウィルスを予言しているようだ。




 そして、シミュレーションによると、2050年には年間で3秒に1人のペース(年に1000万人)で死ぬレベルの伝染病が流行し、世界経済に少なくとも100兆ドル(1京1000兆円)の損害を与えるという。あくまで仮説だが、2050年に以下のような恐ろしい未来が予測されるという。

(1)通常の外科手術・帝王切開・臓器移植や免疫療法などは、耐性菌の感染により、命の危険を及ぼすレベルの伝染病が広がる恐れが高いため、行なわれなくなる。
(2)強力な菌による新たな伝染病が出現し、出産は非常に危険な行為とみなされて子どもの数が激減する。
(3)従来、治療可能だったさまざまな病気が、伝染病拡大の恐れから処置が難しくなり、不治の病になってしまう可能性がある。

Pinang Tunggal Drought
Pinang Tunggal Drought / Marufish

 【オーストラリア】

 同じ2050年の世界のシミュレーションで「気候変動による人類滅亡危機」を訴える研究もある。

 オーストラリアのメルボルンの独立系シンクタンク「ブレイクスルー(Breakthrough-National Center for Climate Restoration)」が2019年5月に発表した研究・シミュレーションによると、気候変動により2050年には恐ろしい未来が到来するという。

①世界人口の55%が、年20日程度、生命に危険が及ぶほどの熱波に襲われ、20億人以上が水不足に苦しめられる。
②食料生産量は大幅に減り、10億人以上が他の地域への移住を余儀なくされる。
③ジェット気流が不安定となり、アジアや西アフリカの季節風にも影響が及び、北米は熱波や干ばつ、森林火災など、異常気象の被害を受ける。
④陸地面積の30%以上で乾燥化がすすみ、南アフリカ、地中海南岸、西アジア、中東、米国南西部、豪州内陸部で砂漠化が深刻となるという。

Grinnell Glacier
Grinnell Glacier / Navin75

 シミュレーションによると、人為的な温室効果ガスの排出量が2030年まで増え続け、2030年までに気温が1.6度上昇する。温室効果ガスの排出量は2030年をピークに減少する。しかし、炭素循環フィードバックやアイス・アルベド・フィードバックなど、気候プロセス上の複数の要因も加わり、2050年までに気温が3度上昇する。

 1.5度の気温上昇で西南極氷床が融解し、2度の気温上昇でグリーンランド氷床が融解する。2.5度上昇すると、永久凍土が広範囲にわたって消失し、アマゾン熱帯雨林は干ばつに見舞われて立ち枯れる。

 この報告書では

「気候変動は短中期的にみて人類文明の脅威である」

 とし、

「気候に関するセキュリティマネジメントにおいては、最悪のケースやファット・テール現象(正規分布の両端が実現する可能性が高いこと)を考慮した新たなアプローチが必要だ」

 と呼び掛けている。




 元オーストラリア国防軍最高司令官のクリス・バリー氏は、報告書の序文で

「この世の終わりを避けられないわけではないが、直ちに思い切った行動をとらなければ望みは薄い。政府、企業、地域コミュニティがまとまって行動するべきだ」

 と訴えている。

 アメリカのシンクタンク〈新米国研究機構〉ナショナル・フェロー、ニューヨーク・マガジン副編集長のデイビッド・ウォレス・ウェルズ氏が執筆しニューヨーク・タイムズ紙ベストセラー第1位となった『地球に住めなくなる日』によると、「地球は破滅寸前の危機を迎えている」という。

・現在、大気中の二酸化炭素は1500万年でもっとも高いレベルになっている。
・1980年代以降のわずか70年で地球は破滅寸前に追いやられた。
・2050年までに1億5000万人が栄養不足の危機に瀕する。
・2050年には、気候変動が原因の難民が2億人以上になる。
・2100年までに地球の気温は「最良の予測」で2℃上昇する。その場合、4億人が水不足に見舞われ、北半球では夏だけで熱波により数千人単位の死者が出る。
・3.2°C上昇すると、上海、香港、マイアミなど100以上の都市が洪水に襲われる。
・4℃上昇すると、北極圏にヤシの木が生える。地球規模の食糧危機が毎年起こる。
・温暖化で感染区域が拡大。生態系の変化により、蚊やダニを媒介して発生する感染症がグローバル化する。

Antibiotic Drugs
Antibiotic Drugs / theglobalpanorama

【『世界政府』が必要!?】

 ブレイクスルーによると、このような恐ろしい未来を防ぐために以下の施策が必要だという。

(1)家畜の病気予防のため飼料に大量の抗生物質を使うことをやめる。
(2)農薬に抗菌剤を使うことをやめる。
(3)医療現場での抗生物質乱用をやめる世界的なキャンペーンを行なう。
(4)抗生物質の代替となる治療法や新薬の開発を進める。
(5)感染症の専門家を養成・支援する。
(6)抗菌剤と耐性菌に関する研究を行なう世界的な組織を作る。

 また英国の研究チームによると、「何より重要なことは、これらを確実に行なうためには強固な『世界政府』が必要」だという。

「世界政府」というと陰謀論ではお馴染みだが、EU離脱して影響力が薄まった英国の策略的な提言である可能性も否定できないだろう。

 いま我々はまさに激動の時代に生きているが、2050年の世界はどんなものになるか。人類にとっても地球環境にとってもより良い未来が訪れることを願ってやまない。

文:深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

 

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