
先日、アトラスでは「浴室の鏡の裏に謎の部屋への抜け道を見つけてしまった」女性の話を紹介した。
ニューヨークのマンションに住む女性が、どこからともなく吹き込んでくる隙間風の出所を探してみた所、鏡の裏が別の部屋への抜け道になっていた、というものだった。
自宅に謎の空間へ繋がる入り口があるというのは不気味なものだが、同じような体験をした人が他にも現れた。
アメリカ・カリフォルニア州に住むジェニファー・リトルさんは自宅の寝室にて家具を移動させていたところ、床に奇妙なマンホールを発見。
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悩んだ彼女は動画投稿サイトのTikTokで生配信しながらマンホールの中に入ってみることにした。大きな蜘蛛の巣がはった穴の奥に広がっていた先にあったのは、なんと2段ベッド。複数人が生活する事のできる部屋になっていたのだ。
部屋の中には2段ベッドが2つと便器があり、食料貯蔵庫には埃まみれの食料品が散乱していた。
その後、彼女は一度配信を打ち切って複数人で再度中を調査してみた。その結果、この地下室は1951年に作られた核シェルターだった事が判明したのである。
@kitty_girl_california Bomb Shelter Tour! ##bombshelter ##coldwar ##shelter ##preppers
冷戦時代にはアメリカの各地で核戦争に備えてシェルターが作られていたそうで、特に大陸の西海岸に位置するカリフォルニア州はミサイルや爆撃機が多く飛来する可能性が高いとみられていたため、地下にシェルターを設置する家も多かったという。
蓋を開けてみれば過去の遺物だったわけだが、謎の地下室に突撃した彼女の動画はTikTokにて数百万回以上の再生回数の注目の動画となった。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像&動画©kitty_girl_california/ TikTok