42種類の新たな「謎の化学物質」、ヒトの体内から発見された

カリフォルニア大学サンフランシスコ校の研究者らが、人体からこれまで報告されたことのなかった化学物質が合計55種類発見されたと発表した。

そのうち42種類は、どこから来たのか、人体にどのような影響があるのかがはっきりしないため「ミステリー・ケミカル」と呼ばれている。

これまでに人体内で発見された化学物質には、農薬、化粧品、難燃剤、各種医薬品、PFAS化合物などが含まれている。いずれもさまざまな消費者製品や工業プロセスを経ての日常生活の中で使用、消費、相互作用された結果体内に蓄積されたと考えられており、中には妊娠中の女性の血液や胎盤からも検出されたものもあった。




今回の研究に携わったTracey J. Woodruff教授は次のように語る。

「技術の進歩によって、体内からより多くの化学物質を特定できるようになりました。今回検出されたこれらの化学物質は、おそらくかなり以前から人の体内に存在していたと思われます。憂慮すべきは、ある化学物質が妊婦から子供へと移行していることです。これらの化学物質は何世代にもわたって私たちと共にある可能性が考えられます」

これらの人体に蓄積された化学物質がどのような影響を与えているのかは、いまだ不明である。研究者らは更なる分析を重ねる予定だという。

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Tracey J. Woodruff PIXABAY

 

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