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冬の時期は空気が乾燥し、火災が発生しやすい気象となる。ストーブ等の家具を使う機会が増える事も相まって、火の用心の注意喚起される事が多い。そんな中、海外で意外なものから火事が発生した。
3月9日の午後4時頃、アメリカ・ウィスコンシン州デルトンにて、ある一般家庭から出火。幸い発見が早かったこともあり、被害は火元になったリビングルームのみで鎮火できたが、火災の原因になったのは意外なものだった。
一番燃えていたのはリビングルームのソファだったのだが、火種になるようなものは周囲になかった。しかし、近くに置かれていた、あるものがソファに火を点けてしまった事が判明した。
Crystal Ball Starts Fire at Town of Delton Home
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On Monday, March 8, 2021, at…
それは近くのテーブルの上に置かれていた大きなガラスの玉だった。
占い師が覗き込む玉を想像すると解りやすいだろうか。それが窓から差し込んだ日光を受け、レンズの原理で光を一点に集めてしまい、ソファを燃やしてしまったのだ。
消火にあたったデルトン消防署は「水晶や鏡、ガラス製の装飾品や瓶などは直射日光の当たらない、なおかつ燃えやすいものの近くに置かないようにしてください」と注意喚起を行っている。
(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)