コロナ渦で増えた「怪しい仕事」!

 画像©abdulla binmassam PIXABAY

 長引く緊急事態宣言と海外からの変異種が次々と出てきて、終わりの見えないコロナ渦。

 特に経済的な打撃を受けたのは飲食店や旅行業者、イベント事業者だが、その他の業界でも派遣社員が首を切られたり、また正社員も給料やボーナスが削減されている。

 そんな中で、副業をはじめる人たちが増えている。コロナ渦の副業といえば、なんといってもウーバーイーツが流行ったが、ここでは公募があっても読者にはあまりお勧めしたくない危険な副業をご紹介する。

Lovers
Lovers / damonjah

結婚・恋愛詐欺師

 コロナ渦でリアルな男女の出逢いが減り、出逢いを求めてインターネットのマッチングサイトに登録する人々が増えている。しかし、中には純粋な出逢い目的でなく、「惚れた弱み」や「結婚への焦り」につけいって金銭を徴収する目的でマッチングサイトで活動している詐欺師もどきがいる。

 擬態的にはマルチ商法の勧誘だったり、不動産のブローカーをやっている人が不動産を売りつけたり、結婚詐欺師もいる。結婚詐欺のよくあるやり口は、たとえば自称「社長」「青年実業家」を名乗る者が結婚前提の交際相手に急に「会社のスポンサー企業が倒産した」「共同経営者に資金を持ち逃げされた」などとビジネスの失敗などを理由に金銭を借りる。

 相手が自分の思い通りになりそうだとわかると、要求はエスカレートしていって金額も膨れ上がっていく。そして、これ以上は取れない、と想ったら連絡を減らしていき、終いには連絡できない状態になる。




No Scams
No Scams / ivanpw

投資詐欺サクラ

 多くの投資家がコロナ渦を予測できず資金を失った投資家達も多い。

 そんな中で、「このAIトレードソフトを買えば必ず市場を的中させる」という怪しい投資情報が増えている。そのソフトが果たしてコロナ渦を予測できたのか疑問だし、そんな素晴らしいトレードソフトがあれば、他人に教えず自分たちで情報を独占した方が安全だろう。

 今更、コロナの打撃をくらい警戒心が強くなった投資家達を騙すのはなかなか難しいのか、「投資サイトのプロモーションビデオ出演者募集」がインターネット上で仕切りにされている。この「出演者」は実質「サクラ」で撮影では、「トレードソフトを購入して大儲けしました」「信じてトレードして本当によかったです!」という台詞をいわされる。出演料は支払われるが、「片棒をかつがせる」ことになる。

Japanese Yen bills
Japanese Yen bills / Japanexperterna.se

カルト宗教教祖

 コロナ渦で欝病患者が増えている。精神科を受診する9割の患者が「コロナ欝」だそうだ。

 そんな中で、神にもすがりたい思いでカルト宗教に騙される人々をターゲットとしているのが「お布施ビジネス」。ステイホームで男女の出会いも減り、「入団すると結婚できる」と誘って、教祖が教団内の男女で勝手に結婚を取り決めしたり教団内で淫らなパーティーが催されたり、「もうすぐ食糧危機がくるので農業をやるべき」と煽って信者全員に農業を営ませる教団もある。
 
 信者間では「お布施」の金額によってカースト制度があり、金額が高い信者は幹部になっていかがわしいパーティーに参加できるが、金額が低いと農民や教団の警備員など激務にこき使われるそうだ。

Naked Kate Winslet
Naked Kate Winslet / UnpublishedGuy

別れさせ屋

 「別れさせ屋」とは、一般の総合探偵(探偵社・探偵事務所・興信所など)では取り扱っていない、別れさせ工作や復縁工作、出会い工作等の特殊業務を行う業者である。
 
 例えば、「プレイボーイの彼氏・旦那と別れたいが、相手に不利になる証拠が欲しい」という場合、依頼主から依頼を受け、偶然を装ってターゲットに近づき、ターゲットと擬似恋愛をするーそして、また偶然を装って、依頼主もいる場でターゲットとデートをして、そこで依頼主は晴れて「浮気の証拠」を仕入れられる事になる。

 「別れさせ屋」の面接では「高嶺の花」のような美人より、中より上くらいが採用されやすい。そして、度胸試しの為に、いくつか恥ずかしい「課題」をクリアーしなければならない。

 例えば、一定の制限時間以内に有名ディスカウントストアなどに行って「巨大コンドームください」と言わせたり、これまた有名スーパーに行って「アソコが濡れる魚ありますか?」などと聞かなけばならない。
 
 就職が決まると、研修制度があり、ターゲットをオトすのに何といっても必要な「セックス研修」もある。ラブホテルで実際にお手本を見せられ、「男性はこういう舐め方が気持ち良いから、こういう舐め方はしない方が良いのよ」といった感じで、チームリーダーと男性が目の前で実戦をしながら説明をするそうだ。昨今、「別れさせ屋」は法の規制もあり、減りつつあったが、ステイホームにより夫婦間の痴情のもつれが増えるコロナ渦で需要は増える仕事かもしれない。




セミナー
セミナー / yto

         
政治家の演説聞くサクラ

 とあるモデルの卵の暴露話である。

 「うちのモデル事務所、時々色んなサクラ案件がくるんですよ。企業のイベントセミナーに美人モデルが来るとイメージアップになるらしいんですよ。今回は、『政治系のサクラで内容は秘密』という案件で2時間で3000円でした。怪しいなーと思いつつ、まだモデルだけでは生活出来ないし、サクラは楽なバイトなので応募してみました。案件は数社にきていて、応募条件は45歳以下、全部で70人の美女が必要だったみたいです。現場に行ったら、有名な元弁護士の与党の若手議員さんの演説を聴くサクラだということが初めて分かり、ビックリしました!」

 実にグレーなサクラ案件だが、このようなケースは珍しくないそうだ。政治家の演説に美女ばかり集まっている時は彼女達は「サクラ」なのかもしれない。

 いかがだろうか。いずれも怪しくリスクの大きい仕事なので、善良な読者にはくれぐれも応募を考えないで欲しい。
不安定な時代において、このような法に触れるかグレーゾーンの仕事は今後も増えていくのかもしない。

文:深月ユリア ミステリーニュースステーションATLAS
ポーランドの魔女とアイヌのシャーマンの血を受け継ぐ魔女占い師。ジャーナリスト、女優、ベリーダンサー、映画・イベントプロデューサーとしても活動

著書
あなたも霊視ができる本 」文芸社
世界の予言2.0 陰謀論を超えていけ キリストの再臨は人工知能とともに」明窓出版

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