絶滅したはずの魚、奇跡の再発見!その名も「ゾンビフィッシュ」

先日、アトラスでは「絶滅したと思われていた鳥が170年ぶりに確認された」というニュースについて報じた。

  ボルネオ島の絶滅したと思われていた鳥、170年ぶりに捕獲

絶滅していたと思われていた生物が、幸運にも再度見つかる事は何度か報告されている。1998年、オーストラリア南東部のビクトリア州は固有種である淡水魚Southern Purple Spotted Gudgeonが絶滅した、と発表した。

この魚はハゼの仲間で、背中は青、腹部は白く体の横に濃い紫色の斑点模様を持つカラフルな魚である。小川や湖の岩や水草の陰といった静水域に生息し、小魚や昆虫の幼虫、ミミズ、オタマジャクシ、植物などを食べているという。オーストラリア国内でも南オーストラリア州、ニューサウスウェールズ州など限られた地域にしか生息しておらず、絶滅危惧種となっていた。




しかし、2019年にビクトリア州ケラン近郊のミドルリーディ湖にて、なんと1匹が生息していた様子が確認されたのである。目撃証言を元に当局が湖で調査を行った所、幸い79匹の捕獲に成功。ビクトリア州の水域管理局はこの魚に「ゾンビフィッシュ」というニックネームをつけ、個体数を増やしていけないか繁殖プログラムを計画中だという。

ビクトリア州の環境・土地・水・計画局のエイドリアン・マーティンス氏は「私たちのチームは絶滅危惧種の個体数減少という問題に生涯をかけて取り組んできましたが、その反対のことを目の当たりにしたのは本当に幸いな事です。我々はこの魚を絶滅の危機から救うだけでなく、その数と分布を以前の状態にまで回復させられるチャンスを得たと考えています」と語っている。

絶滅したと思われていた小さな魚は蘇るのか。彼らの繁殖計画に期待が集まっている。

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Daily Mail Australia @DailyMailAU / twitter

 

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