犬のような長い妖怪「ながもの」

九州に旅行に行った人物がいた。ちょうど七五三の時期で、あちこちで晴れ着に気を包んだ子供たちが目に入り、とても微笑ましかった。

観光地となっている水源に行き、入場料を払って中に入った。

すると、そこには川と幅と同じくらいの胴体を持つ長い生き物がいる。視界に入りきらないくらい大きな体である。そして、そいつはまるで犬が伏せをしてるようなポーズでしゃがんでいる。

目撃者がその犬のようなモノを見ていると、ゆっくりとそいつは視線をこちらに向けたと同時に姿を消してしまった。

あまりの衝撃で見た直後、30分ぐらいベンチに座って泣きじゃくってしまった。そして、その怪物を見て以来、お寺や仏像を見ると体が熱くなってしまう体質になった。

【短編怪談朗読詰め合わせ51】妖怪にまつわる五つの話③【怖い話・不思議な話】

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(山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©carinavital PIXABAY




 

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