何者かによる殺戮か…ヒマラヤ「スケルトン湖」大量死体の謎

   画像 Roopkund – Mystery Lake / AbhijeetRane

インドはヒマラヤの山の海抜約5000メートルという高地に、ループクンド湖という凍り付いた湖が存在している。標高と深度から一年を通して湖面が氷で覆われている事の多いこの湖だが、その中には無数の人骨が沈んでいる。

湖面に近づいて覗き込むと見えてしまうほどで、少なくとも600~800人分の遺骨が湖の中に眠っているのではないかといわれ、「スケルトン湖」のあだ名で呼ばれている。

この湖の中に、どうして何百人分もの死体が眠っているのかについては様々な説が存在していた。

  数百から数千の人骨が沈む「スケルトン湖」の謎

近年の研究結果により、どうやら離れた地域の人々の交易路と、ヒンドゥー教の聖地への巡礼道がこの湖の側に存在していたらしい事が判明。交易ルートに近い箇所では武器や鈍器による外傷を受けた遺骨が発見されたという。

だが、大半の人は低体温症で死亡した可能性が高いという事が明らかになった。多くの人が巡礼や交易でこの地を訪れた際に、天候の悪化に巻き込まれてそのまま凍死してしまったのではないかといわれている。




一時に多くの人が亡くなっていることから「疫病説」も考えられていたが、遺骨から細菌や病原体が確認されなかったことから、この説はほぼ否定されているそうだ。

だが、それでも「何世代にも渡って多くの人がこの湖で亡くなったのか」という謎は残る。

ハーバード大学のEadaoin Harney氏はBBCの取材に対し、「ループクンド湖で何が起こったのかはまだ明らかになっていません。ここで亡くなった人々の死因は単一の出来事では説明できないことは確かです。我々はまだ答えを探している途中です」と語っている。

New Discovery Explain The Mystery of Roopkund Lake

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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