
ブラジルにて、町中を徘徊する2匹の獣人型UMAの姿が目撃され、写真にも捉えられて話題になっている。
現在、新型コロナウイルスの感染拡大により、夜間外出禁止令が出ているブラジル。多くの人々が家で過ごす機会が増え、外を出歩く人が激減したブラジル国内のバイーア州イルハデ・ミセリコルディアを中心に「夜間、人気のなくなった住宅街を奇妙な生物が歩き回っているらしい」という噂や奇妙な目撃証言が出回るようになった。
それはこれまで見たことのない、類人猿に似た生物という話だった。そして先日、イタパリカ島にて問題の類人猿らしき生物の姿が写真に捉えられたのだ。
Two 'ape creature' photos surface in Brazil https://t.co/1KE9EWrEEj pic.twitter.com/Yd2AfMPCRj
— Ysabel (@WyrmStone) March 6, 2021
SNSを中心に出回っている画像は2点あり、1枚目は寝静まった夜道を歩いている生物の姿が街灯に照らしだされている様子が、2枚目には3匹の生物(大人2匹と子供らしき姿)が並んで歩く様子がそれぞれ捉えられている。
いずれもテナガザルのように長い腕をしているが、直立二足歩行しているようにも見えるため、既知のサルとは違う生物なのではないか、という説が出ているようだ。
しかし、画像が不鮮明なこともあり、本当に未知の類人猿を捉えたものなのかは不明だという。実際はただのサルにすぎない可能性も捨てきれないし、CGや人形を撮影したフェイク画像である可能性もあるからだ。
この写真を鑑定した専門家のフランシスコ・パトリシオ氏は「1枚目は影が地面に落ちていますが、2枚目は周囲が暗く影すら確認しづらいため、これだけではどんな生物が写っているのか、そもそも本当に生物を捉えたものなのかは怪しいものとなっています。いずれにせよ、低解像度の写真は誤認や目の錯覚を引き起こしやすく、フェイク画像であっても一定の説得力を持たせられるものです」として、明確な結論は避けた。
果たして、ブラジルの住宅街を歩き回る獣人UMAは本当に実在しているのか。現地からの今後の報告が気になるところだ。
(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Ysabel @WyrmStone / Twitter