新しい「ワープ航法」の特許がオンライン上に登場

画像 USS Enterprise / Elecé

宇宙軍に民間の宇宙旅行や宇宙ホテルなど、ここ数年はSFの世界で耳にしてきたものが次々と現実のものになってきている。

そんな中、シカゴ在住の2人のエンジニアが新たに「ワープ航法」の特許を公開して注目を集めている。

光速よりもはるかに速く、遠くへ移動することを可能にするワープ航法は、創作の世界では頻繁に出てくるが実際に行うには大きな壁が立ちはだかる技術の一つだ。何年にもわたって、科学者やエンジニアがワープ航法の可能性について独自に設計を試みており、成功の度合いはさまざまだが、理論はあれどもこれまで誰も実現させたり、形にすることはできていなかった。

ワープ航法の主要な理論として、メキシコの数学者であり物理学者ミゲル・アルクビア氏によって設計されたアルクビエレドライブという理論が既に存在している。これは時空の構造を波のように伸縮させるもので、宇宙船の前の空間を縮め後方の空間を膨張させることによってワープを実現させるものだ。この理論は最も実現に近い理論とされ、NASAのHarold G. Sonny 氏が改良を行ってもいる。




ところが先日、シカゴ在住の2人のエンジニア、Jessica Gallanis氏とEytanHalm Suchard氏が前述のアルクビエレドライブ設計のバリエーションに関する独自の特許出願を提出。注目を集めているという。

彼らの特許出願内容によると、新しいワープドライブのコンセプトは「2つのアルクビア重力壁を使用して、乗客が移動できる空間を囲みながら、推進手段としてワープドライブ効果を実現」するものだという。

「今回の理論では『時空ワープ泡』を作成する方法を提案しています。泡の外側は超光速で、バブルの内側では光の速度が遅くなります」ということで、時空間の方が動くため相対性理論に抵触せず、超光速のワープ航法を実現できるのだとか。

今回提唱された理論の産物を実際に構築できる日がくるのかどうかは不明だが、もしかするとこれらの理論がいつの日か我々を遠くの星へ連れて行く技術の礎になっていくのかもしれない。

(飯山俊樹 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

 

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