
アトラスでは、これまでにも未確認生物や幽霊を捉えたとする動画について紹介してきたが、海外から「悪魔」を撮影してしまったという報告が寄せられた。
スウェーデンのヨーテボリ出身のエリン・メルベルゲシュテットさんは、その日Stavhopparegatanの公園を通り抜けて最寄りのバス停まで行く様子を動画撮影していた。周囲が暗かったのでスマートフォンのライトを点けて木々を照らしながら進んでいったところ、不意に木の後ろから白い不気味な “顔 “を持つフードを被った人らしき影が覗き込んできたのである。
その真下から、2つの “目 “を輝かせて出てくる黒い影も出現。幸か不幸か、女性は気づかずに通り過ぎたようだ。
そんな訳で彼女自身は奇妙なものが映っていたことに全く気づかず、Instagramに上げた彼女の動画を見たフォロワーの一人がこの「顔」に気づき、投稿サイトのRedditに共有されて注目を集める事となった。
普通の人や生き物のようには見えない不気味な見た目もあって、多くの人が正体について意見を書き込んでいた。「白い顔で不気味に笑う、悪魔のようだ」という人もあれば、「アライグマが木の後ろから覗いているのではないか」という意見もあったようだ。だがアライグマ等の動物だった場合、頭の後ろにあるフードのように見える奇妙な黒いものの説明がつかないのでは、という反論もあるようだ。
その後、自身の動画が話題になっていると聞いてエリンさん本人が登場。彼女自身の見解を明らかにした。
「私は超常現象を信じていないので、この顔はフクロウだと思っています。この場所は公園の中を通る短い切り通しで、歩いて3分で通り抜けられます。公園で撮影していたのは私だけだし、周りには家があるから人かもしれないけど、普通の人のように挨拶をしなかったのは不自然だと思う」とのことである。
なお、彼女は書き込んだ翌日に公園を再訪して問題の木を撮影してみたが、近くに不気味なものや動物の巣などは見当たらなかったという。正体は不明のままだが、どうやら何らかの野生動物であるのは間違いなさそうだ。
(勝木孝之 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)
画像 Instagram/mellbergstedt