CG技術はここまで来た!本当にスターが出演したようなディープフェイク動画

フェイクニュースや誤解を招くような見出しは、ソーシャルメディアに支配された世界ではすでに大きな問題となっている。

しかし近い将来、何が真実で何が虚構なのかを判断するのは、急速に進歩した技術のおかげでよけいに難しくなるだろう、と考えられている。特に近年では非常にリアルな「ディープフェイク」映像を作成することが可能になったこともあり、より区別が困難になるのではないかとみられている。

先日、動画共有サイトTikTokにトム・クルーズの動画が投稿された。




この動画は機械学習ソフトウェアを使ってトム・クルーズが出演している大量の映像を解析、彼の外見や顔の動き、ニュアンスを学習させた。そして、トム・クルーズの仕草をまねた俳優の映像に、CGで作成したトム・クルーズの顔と声を重ね合わせたものである。

その結果、まるでトム・クルーズがこの動画のために最初から出演していたかのようなリアルで自然な映像が完成したのだ。

だが、近い将来このようなディープフェイクの技術を用いて、本来ならば有識者や政治家(すでに過去にはオバマ元大統領のフェイク動画も出回っていた)が言っていないはずの発言を、あたかも本人が喋っているかのような映像を作成し、多くの人々を誤解させ謝った情報を信じるように向けさせるといった世論誘導に悪用される可能性が示唆されている。

「ディープフェイクは、一般の人が寄せる信頼に影響を与え、人心を操り、屈辱を与え、傷つけるために利用される(そして利用される)だろう」と、ソーシャル・プルーフ・セキュリティのCEOであるレイチェル・トバック氏は述べている。

deepfake tom cruise (tiktok) goes viral

(田中尚 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©Okan Caliskan PIXABAY

 

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