古代エジプト人は、動物たちを飼育し側に置いていたとされている。狩猟の共として、穀物を荒らすネズミ対策として、ファラオや貴族が力の象徴として、そして何より大切な家族の一員として大切にされていたとみられている。

古代エジプトの神々が動物の頭部を持っていたり、象徴とする生物がいたこともあって、動物たちもまた神の遣いとして大切にされていたという話もある。いずれにせよ、古代エジプト人にとって動物たちは特別な存在であった。そのため、飼育していた動物が亡くなるとミイラ処置を行いきちんと埋葬されたという。

そんな古代エジプトの大規模なペット墓地が発見されて話題になっている。

エジプトの紅海沿岸にある遺跡ベレニケから見つかり、今から約2000年前のものでおよそ600匹の猫や犬、サル等のミイラが個々の墓に安置されていたという。ミイラの中には生前と同じように首輪がつけられたままのものや、病気や怪我が伺えるものもあったという。

今回の遺跡が発見されたのは2017年、当初はゴミ捨て場か何かかと思われていたそうだが、詳しい調査の結果古代エジプトのペット専用墓地だったことが判明。1世紀半ばから2世紀半ばまで、約100年間のあいだ使われ続けていた由緒正しい、当時の人たちにとっても特別な場所だったのだろうと研究者は語っている。

Mummified cats and scarabs found in newly discovered Egypt tombs

(加藤史紀 山口敏太郎タートルカンパニー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)

画像©M. OSYPINSKA / Sience

 

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