
3月3日に放送された長寿番組『徹子の部屋』(テレビ朝日 毎週月~金 13:00より)が話題になっている。
この日のゲストは女優の松島トモ子だった。松島は現在75歳、1949年に子役デビューして以来、芸歴は70年を超える芸能界の大ベテランであるだが、今は100歳を超える母親の介護を行っていて、この日の放送では松島の知られざる「老老介護」の様子が語られた。
ネットでは松島が母親の介護生活を送っていることは知らない人も多くいたようである。そして、彼女の置かれている厳しい現実に涙する声が多いなかで、この日、番組で松島の着ていた着物に注目が集まったという。
なんと、松島の着物の柄は、黒色とトラ柄のツインカラー。
といえば、有名な話であるが、1986年日本テレビ系の番組『TIME21』の撮影でケニアを訪れた際に、ロケ期間の10日の間にライオンとヒョウに立て続けに2度襲われ生死をさまよったことでも知られている。
そんな、松島がトラ柄の着物を来て『徹子の部屋』に登場するとは思ってなかった視聴者達はビックリ仰天。なお、松島によるとこの着物の柄は母親が選んでくれたもので「周りからは『豹柄だ!』と言われるんですけど、ナンの事ですかね」とトボけていた。
しかし、ライオン&ヒョウネタは松島にとってテッパンであるため、以前マスコミに介護生活のことが報じられた際には「ライオンとヒョウに襲われた松島トモ子、今度は実母に襲われる、とか書かれましたよ。ハハハ……」と気丈に笑い飛ばしていた。
昭和のアイドル女優は根性が座っているようだ。
(文:江戸前ライダー ミステリーニュースステーションATLAS編集部)